しっかりもののいもうとちゃん その2
by もっさうめし
※前:https://nijie.info/view.php?id=557314
たまたま学園に来ていたカメ子といっしょに
蔵書庫の整理をしているとき、大きな揺れが起こる。
棚からこぼれる書物。崩れる棚。
ふたりは閉じ込められてしまう。
暗い書庫の中、室温は上がり、着物を脱いで助けを待つ。
:
何時間たっただろうか。
彼女が苦しそうに声を上げる。
「ごめんなさい、わたくし…書物を汚してしまいそうです。」
恐れていたことが起こった。
脱水症状が進めば尿意はたかまると平賀先生も言っていた。
鍛えている自分はともかく、彼女は訓練していない5歳の少女。
両家の子女に恥をかかさずに、図書委員の自分のとるべきは…。
:
彼女にささやく。
「これからすることを少し我慢してほしい。」
「はい。」
麦わらを一本取り出し先端を軽く折りたたむ。
暗闇で彼女は何をされているかわからないだろう。
だが、忍者にとってはこれくらいの闇はどうという事はない。
彼女の小さな割れ目を開く。
甘い汗の香りがおっそう強く漂う。
小さな小さな尿道口を見つける。
麦わらを口にくわえ、そこに差し込む。
「あっ。」
小さな声がする。
慎重に。ゆっくりと傷つけないように進める。
手ごたえが変わる。
口から息をおくると折りたたんだ先端は元の状態にもどる。
彼女の中から熱い液体が流れ込む。
喉を鳴らさぬように静かに飲み下す。
そして、吸い尽くす。
最後の一滴まで。
彼女の体から緊張が抜けていくのがわかる。
だが、危機は去ったわけではない。
彼女に水分を与えることになる前に
助け出してもらえることを祈ろう。
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