通信回線の妖精っぽいおんなのこ(にんげんのすがた)
by もっさうめし
「ぼくはミームとこどもを作りたいんです。」
「え?あたしがハカセと?」
「これは人類が進化するための一歩になるかもしれない。」
「うーん、確かにあたしもおんなのこだし。できなくはないけど…。」
「ね?しましょう。」
「前にもむりやりされちゃったこともあるけど、つらいのよね。あなたたちのサイズを受け入れるのが。」
「そこはだいじょうぶ。解決方法があります。ミームは機械の中にも入れるじゃないですか。」
「あ、わかった、誰かの体を借りて…。」
「違う違う。それじゃ、ミームとしたことにならない。」
「じゃどうするの。」
「機械の中に入れるということは姿をかえられるんですよ。どんなかたちにでも。」
「ああ、やったことないけど、できるかも。」
「それで、ぼくらのかたちと大きさになればいい。」
「うふふ、なんだか楽しそうね。いいわ、やってみる。えい!」
「なにも変わってないですね。頭にはっぱでも載せます?」
「むっ!たぬきじゃないわよ!そうだ、人間の情報をすこしつかってやってみる。やぁ!」
「あ、おおきくなった!…けど、ちょっと、ちいさいなぁ。」
「あは、できたぁ!同じぐらいになろうとしたけれど、エネルギーが全然たりなかったみたい。」
「でも、ちゃんと…ついてる。」
「やっ、なっ!…人間になるとはだかが急にはずかしいわねぇ。」
「これならできますね。」
「本気なの?」
「ぼくはくやしかったんです。」
「なに?いきなり。」
「レインボーもピコもミームがいなければちゃんと完成することができなかった。」
「あたしは少し手伝っただけよ。」
「でも、ぼくはくやしかったんです。だからミームに負けないように勉強しました。」
「ハカセ…。」
「そんな気持ちはいつかミームへのあこがれに変わって、気付けば好きになっていたんです。」
「え?」
「そんな子が、自分の周りをとびまわっているんですよ。しかもはだかで。」
「はだかって、まさかハカセあたしの…みてたの?」
「いつもみてました、ときどき無防備に開かれる脚の付け根を。そしてつながることを想っていたんです。」
「…知らなかった、そんな風に思っててなんて…。エッチ…。あと、ごめんね。」
「でも、想いが叶うんです。ミーム。すきです。あいしています。」
「そ、そんなこと言われるの初めて…。ありがと。じゃあ…脱いで。あたしだけはだかじゃはずかしいじゃない。」
「そのまえに…。」
ハカセはミームを引き寄せ、唇をかさね合わせた。
「あはは、人間になるのもいいもんだわね。」
わざとおどけてみせるが、すでに顔が真っ赤になっている。
「はだかになりました。ミームもかくさないでみせてください。」
「ハカセ、結構立派なのね。でも、まだ…。」
「なんです?」
「いいのよ。おねえさんがオトナチンチンにしてあげるから。」
みためはどう見ても幼児だが、人類のエッチの英知をしりつくしているのだ。
「えーと、皮のさかいめは、どうかしら。」
「あっ!そんなさきっぽばっかりいじらないで。」
「ふふっ、かぁわいい。これならむいてもだいじょうぶね。じゃあ、ちょっと荒療治だけどゆびで一気に。」
「ひっ!いたっ!」
「皮のくっついてたとこがはがれてオトナチンチンのできあがり。」
「うーっ、ヒリヒリします。」
「じゃあ、つばつけといたげる。」
癒着部を舌でゆっくり周回する。
「いててて。も、もういいです。」
「まあ、すりむいたみたいなもんだから、がまんしてね。」
「じゃあ、こんどはぼくの番ですね。」
できたてのおんなのこ。
その聖域に顔を近づける。
「わかる?説明しようか?」
「だいじょうぶですよ、ミーム。ぼくもすこしばかり医学書をよんだものですから。」
「本だけじゃわからないことってあるのよ。しっかり触ってちゃんと反応を見なきゃ。」
「ふふ、素直じゃありませんね、ミーム。触ってほしいんでしょ?」
「…まあ、そういうことよ。やさしくね。」
いつもに比べると大きくなっているものの、幼稚園児ぐらいだろうか。
ぴっちりと合わさった陰裂。
それをやさしく手で拡げる。
「大陰唇をひらいて、みえるのが陰核包皮で…。陰核亀頭はしっかり中にしまいこまれています。」
「それから?」
「尿道口、膣口があって処女…。」
「ああもう!、ハカセ!」
「はい?」
「解剖の授業やってんじゃないのよ。早く気持ちよくしなさいよ。」
「ああ、すいません。あんまりきれいだったので、見とれちゃいました。」
「…ゆるしてあげる。」
:
「ぼくも舌で。」
「…おねがい。うっ、ああっ!」
ほどなく受け入れる準備が整う。
「まえにもしてるから、ちゃちゃっとやってちょうだい。」
「もう、なんだかなぁ。」
「あれ?ちょ、ちょっと、いったぁ~い。」
「なかなか、入りませんね。」
「なんで?いたい。」
「さっきみたとき、処女膜は見えました。人間体でするのが初めてなんじゃないですか?」
「ちょっとまって、ちょっとまってぇ!」
「もう無理です。」
「あーん、まってぇ。いたいよぉ。」
「もうすこし。」
「いったぁあい!うわーん。」
「ミーム、はいりましたよ。じゃあ、うごかしますね。」
「ちょっとまってぇ、いたいのぉ。」
「ごめんね、もうとまらないです。」
「あう、あ、ぃ、は。」
「ちょっと、まだひりひりしますが…。うわっあっ!いたい!」
「ハカセとあたしの感覚を共有したわ。動かせるもんなら動かしてみなさい。こんなにいたいんだから。」
「いたぁ。こんな痛みに耐えてくれたんですね。ありがとう。ぼくも負けずに耐えてみせます。」
ミームの体を抱え上げる。
「ちょっと!たえなくていいのよぉ!もっと深く入ってきちゃう…うごいちゃだめぇ!」
「いやです。それにうれしいんです。ふたりで痛みを共有できてるなんて。これが愛の試練ですね。」
「う、や、は、ぷっ!あははは!しょうがないわ、つきあったげる。」
粘膜のこすれる音。二人は互いの鼓動と吐息をしばらく感じ合い続ける。
:
「はぁはぁはぁはぁはぁ、ハカセぇ。」
「ぼくはもうすこしです。」
「あたしもよ。」
「いっしょに。」
「いっしょに。」
ハカセの激しい絶頂とミームの持続する絶頂。ふたりはお互いの快感も共有した。
「すごいわねぇ。」
「こんな経験ミームとしかできないです。責任とってくださいね。」
「それはあたしのセリフでしょ、もう。」
「ぼくは一生ミームの中でしか出しませんよ。あいしています。」
「あたしもあいしてる。」
:
:
ミームたちが始める前、たけしは帰り支度を始めていた。
たけしが服を着ると、入り口のところに人影が見えた。
(まずい。おとなにみつかったかも。)
ちかづくとそこには、マリがいた。
「マリちゃん…。」
なみだをいっぱいにうかべて、たけしをにらみつける。
「どおしてマリを仲間はずれにするの?どおして、みんなでひろ子おねえちゃんをいじめるの?」
<つづく>
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