淫魔聖伝の大鳥香 触手陵辱
by テンプラ
「いッ…嫌ぁーッ!!」
香の悲痛な悲鳴が、蒸し暑い閉鎖空間の中で、虚しく響く。
香にはわかっていた。助けを呼んだところで、この隔絶された逃げ場のない結界の内部には誰も助けには来ないことを。火巫女に力を封じられ、もう何をしても逃げられないことを。自分のまわりに群れている、このおぞましい触手たちに自分はこれからどんなことを、どんな風に、されるのかを。
けれど。
叫ばずにはおられなかった。必死で脚を閉じた。絡みつく触手を振り払おうとした。
無駄とわかっていても、それは最後の尊厳を守る為の戦いだった。
けれど。
唇のある触手の群れは、既に眼鏡以外に何も身に着けていない香の柔らかな肌にやすやすと絡みつき、香を肉壁でできた床に転ばせて -舌なめずりをしてから-一 斉に舌を使って全身を、同時にしゃぶり始めた。ある舌はナメクジのようにゆっくり涎の跡を残しながら這いまわり、ある舌は早回しのビデオのように猛烈な勢いで舐めまわして飛沫を飛ばし、ある舌はひたすら肌にキスをし続けた。耳の穴を舌先で奥まで舐められ、臍の窪みはたちまち涎で満杯になった。
べちゃっ、びちゃっ、チュバッチュバッ、ベロオッ、チュウウウウッ!ピチャチャチャ...
「きゃあああああああああっ!」
全身を舐めまわす舌にたまらず再び悲鳴をあげた香の口をふさぐように、唇を触手が奪った。
無理やりキスをし、香の舌に触手の舌が絡みつき、唇に吸いつき、執拗に舐めまわし、涎をなすりつけた。顔を背けようとしたところで手のような触手がグイ、と香の顔の向きを固定し再び柔らかな唇を、舌を、べちゃべちゃと執拗に犯し始める。
「や、やめ...んぐっ...んっ...んんっ...!」
そして多くの男が揉みしだき、しゃぶりつくのを夢見た香のその大きく、柔らかで形の良い乳房に、何匹もの触手が張り付き、乳首を吸い、舌で転がし、舐めまわし、歯のないその口で甘く噛みつき、音を立てて吸いまくった。その大きな乳房は触手の舌が動く度にゼリー菓子のようにゆらゆら、プルプルと震えながら柔らかく変形し、たわみ、波打ちながら、触手の涎でぬらぬらと輝き、弾み続けた。手のような形に変形した触手はその極上の乳房を揉み、つまみ、撫でまわして、触り心地をたっぷりと味わう。太腿に、尻に、そして香が必死にふさいでいる股間に触手が張り付き、香の肌を濡らしていく。
「!!!!!!!」
ビュルッ!ビュルッ!
一匹の触手がその口から、テッポウ魚やある種の毒蛇のように、勢いよく白濁した粘液を香の身体にたっぷりと浴びせ始めた。どろり、と肌の上を流れるそれは、匂いも、肌を流れる生暖かい感触も、精液そのものだった。他の触手達も、つられたように生臭い精液を香の身体のあちこちに吐きかけはじめ、そしてそれをまた舌を使って、塗りこんでいく。
「ひっ!」
香がびくり、と痙攣した。塗りこまれた精液を通して、何かが、何かが皮膚の中に入ってくる感覚があった。痛みはなかったが、力が抜ける感触と共に次第に心拍数や呼吸数が上がり、頬は紅潮し、体温が上昇し、そして、先ほどまで明らかに嫌悪感しかなかった触手の愛撫に、その舌使いに、その淫靡な舌使いに...思わず香は小さく、嬌声を上げた。
香は首を振って自らの声を否定しようとした。まさか、...そんな...私が?!
しかし、明らかに肌の感度が高まり、触手の涎ではない熱いものが、溢れるように、トロリと両手で死守している部分から溢れ出し始めていた。体の奥が、疼く。
(そんな..そんな...!)
困惑する香の肌を覆った触手の精液の中で、目に見えない大きさの無数の透明な精子..のような微小な触手が、香の皮膚の毛穴の一つ一つに何匹も入り込み、内部の邪魔な皮脂や老廃物、微細な産毛を溶かして押し流し、精子の精核にあたる部分に貯められている快楽物質を一気に、射精するように、放出していた。全てを放出した触手は力を失い、すぐに次の触手に毛穴の外に押し出され、新たな触手が我先に我先にと続々と毛穴を犯して次々に快楽物質をその穴を満たし、皮膚内部に浸透させ、次第に神経に伝ってゆく。
香の全身は、じっくりと愛撫された性器そのもののように感じやすくなっていた。
乳房をべろり、とひと舐めされただけで、自ら密かに行っている自慰の時よりもはるかに強い快感の波が続々と押し寄せ、思わず震える。全身を無数の触手に舐められている香は、触手が触れただけで最早、全身を無数のペニスで同時に貫かれているのに等しい快楽に襲われ続けていた。
「...ひぁ!」
べろり、べちゃ、ぬちゃ、
「ぁ...あっ!..」
ベチャ、ベチャ、ベロッ
「い、嫌っ!だっ駄目!駄目!駄目!あぁ、あああああああぁ!」
香とディープキスを繰り返していた触手が、悲鳴をあげる香の口をふさぐとドプッ!と口の
中に射精をした。
「ゲホッ!ゲホッ!」
香は吐き出そうとしたが、触手はそれを許さず、二度、三度、四度とと立て続けに射精し、更に舌の上になすりつけて汚した。粘度の高いそれは、吐き出そうとしても舌の上に張り付き、ドロリと垂れるだけだった。更に香の唇に続々と触手が取りつき、犯し続けていく。
ドプッ!ドプッ!ドプッ!...
そうして両脚にぬるり、ぬるりと、ゆっくりと、しかし強靭な力で絡みついた触手は、香の懸命な抵抗をあざ笑うかのようにグイ、と力ずくで無理やりその両脚をこじ開けた。乳房を舌で集団で犯している触手よりも太い触手達が何本も股間に集まり、これから始まることに期待してだらだらと涎を垂らす。
そして。
ずるり。
既にトロトロと糸を引きひくついている香の膣口に、集団の中でもとりわけ太い触手が、強引に香の中に、膣内に、ゆっくりと、確実にヒダを押し分け挿入(はい)っていく。
「いっ、嫌ああああああああ!ああっ!! 中に!! 中に!! は…入ってこないでっ!」
香は必死に引き抜こうとしたが、ぬるり、と触手は手の平を滑り、容赦なく奥へ入ってゆく。ただでさえ敏感にさせられている体にその太く蠢く触手を挿入され、脳天を揺さぶられる程の快感が香を激しく襲い、香は背中をのけぞらせ、痙攣し、口をぱくぱくさせながら涎を垂らした。
「わ、わた...いっ...いっちゃっ...」
ずりゅっ。すぐに、触手が、動いた。
「...!!!!!!!!!!!!!!!」
ずりゅっ。
「か...は...っ!」
ずりゅっ、ずりゅっ!ずりゅっ!!
「やあッ...ぁああッぁぁえあああああ!」
ズプッ!ズプッ!ズブッ!ズブッ!グチョグチョチョチョチョ!!!
「ひあぁ!い、いくッ!いくッ!...ぁああああ!!!!!」
触手の動きは次第に、次第に昂っていき、香の身体は無数の触手に舌で責め立て続けながら、大きく揺さぶられ、乳房はゴム毬のように大きく弾む。そして、ついにその時が来た。
触手がぶるぶると痙攣し始め、ビクン、ビクンと脈うち、香の股間から大量の精液が噴水のように吹き出した。
「きゃあああぁあああああぁあぁぁあああああああああああああああ!!!!」
しかし射精を終えた触手は、再び更に激しく香を犯し始め、肛門や口にも待ちきれなくなった別の触手が潜り込み、乱暴に攻め始めた。
陵辱はまだ、始まったばかりだった。
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