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2023-03-19 13:18:59 に投稿
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デザイナー志望のおてつだいのおんなのこ その3

by もっさうめし

失敗した。
お風呂場の掃除をするのに、タオル一枚巻いて浴槽を磨いていたら、
ぺ-くんが入ってきちゃった。
おしりみられちゃったぁ~。
最近まではいつも一緒に入ってたけど、あたしのことを異性として見られてると思うと急に恥ずかしくなってしまう。
お嫁にいけない~。
そう言って迫ったら、ぺーくん、あたし貰ってくれるかな。
…そんなわけないか…、あたし、いろいろあるしな…。あーん。
でも、もしかすると…。
どきどきしすぎて、苦しくなる。

もんちゃんと顔を合わせられない。
夕立でびしょ濡れになって帰ってきたとき、
シャワーを使おうとしてお風呂場にはいったら、おしりが!
もんちゃんのおんなのこの部分を全部見てしまった。
いやそれよりも、おしりとおんなのこの場所の近くにあった、さくらの花びらみたいなアザが頭からはなれない。
そういえば、昔からあったかもしれない。
もう一度、「さくらの妖精」を見る。
同じ位置。
ここに写っているのはもんちゃんなの?
:
ぼくは確認することにした。
あしたはお休みだ。
でもパパもママも相変わらず忙しくて留守だ。
今晩も帰ってこない。
お掃除好きのもんちゃんは、ぼくがいない間に部屋の掃除をしてくれるだろう。
そのとき、ベッドの下にあの本がおいてあったら、どういう反応をするだろうか。
:
ぺーくんの部屋にお掃除に入る。
シーツを変えて、掃除機かけて。ベットの下も…。
ぺーくん。ベッドの下、かくせてないよ。
どんな、エッチなのをみてるのかな?
おねえさんのぞいちゃうぞ。
…。
心臓が止まるかと思った。
なんでこれが?
急いで自分の部屋に戻る。
あたしのは、…あった。
どこからか、手に入れてしまったんだ…。
わざと置いたのね。
一番知られたくなかったのに…。
こないだのおしり。
あれで気づいちゃったんだ。
もう一度、ぺーくんの部屋に戻って、ベッドの上に本を置く。
簡単な手紙を挟み込んで…。
:
反応があった。手紙というか…、こんなのが。
『みーたーなー!今晩お風呂でお話ししましょう。』
:
「あたし、お風呂にはいりまーす。」
ぼくの部屋にも聞こえるように大きな声。
ぼくを呼んでる。
着替えを持って、お風呂場に向かった。

「ひさしぶりね~。どう、あたし痩せたかな。」
以前と変わらず明るく話すもんちゃん。
もんちゃんがちょっと小さくなったような気がするのは、ぼくが大きくなったからかもしれない。
目のやり場に困りながら、腰に巻いたタオルの内側の変化が気付かれないか、気が気でない。
「どこで手にいれたの?」
ぼくは裏山で拾ったこと、もんちゃんに似てる子だとおもって持ち帰ったこと、そして桜の花びらのことを話した。
「あら~、お尻の花びら見るまではあたしだとは思わなかったんだ?」
「うん。痩せてたから。」
「あはははは。」楽しそうに笑いながら肩をはたく。
「どうしてあの本ができたの?」
ぼくともんちゃんは湯船に向かい合わせになって浸かった。
意識しないように考えても、湯船にうかぶ、もんちゃんのおっぱいにひきつけられてしまう。
もんちゃんも気づいたようだ。ちょっと照れた顔になった。
「ぺーくん、しばらく目を閉じてて。」
「うん。」
ぼくは目を閉じて、話を聞くことに専念した。
「あたしの家、すごく貧乏だったの。食べるものに苦労するぐらい。」
「うん。」
「だから、すごく痩せてたでしょ。」
「ほっぺは変わらないけどね。」
「あはは、そうね。それはそれとして、いよいよにっちもさっちもいかなくなったとき、あの本のお話が来たの。」
「うん。」
「あたしの家、あれのおかげで人並みに食べられるようになったの。」
「それじゃ、家族のために?」
「そうね、家族のためでもあり、自分が生きていくためでもあったかな。」
「えらいね。」
「そう、えらいでしょ。でもね、おとうさんもおかあさんも気づいてしまったの。」
「?」
「困ったら、また、あたしにがんばってもらえば、いいって…。何回かの契約になっていたみたい。」
「…。」
「一度目の撮影のとき、あの花びらを描かれたんだけど、消えないようにする薬が使ってあったみたいで。逃がさないようにするための鎖ね。」
「そんなのって。」
「それでペーくんにもバレちゃった。でも、ごはんが食べられるようになって、太っちゃったのね。美人でもないから『商品価値』がなくなっちゃった。」
「そんなことない!もんちゃんかわいいから。」
「ありがと。ぺーくんだけね。そんなふうに言ってくれるのは。」
「…。」
「だから、あたし、もう家にもいられなくなって…。中学卒業するとすぐに、住み込みで働けるところを探したの。」
「それが…。」
「そう、ぺーくん家。このままみんな忘れてくれればいいなって思ってたけど…。見つかっちゃった。」
「もんちゃん…。」
「あはは、秘密を話したらすっきりしちゃった。これであたしの話はおしまい。目をあけてよろしい。これからはあの本はベッドの下にはおかないでね。」
「う、うん。」
「あと、使うときはあたしの名前呼ばないこと!」
「あっ!」
ぼくは真っ赤になっていたと思う。
もんちゃんは湯船から出ると、振り返った。
「どう?もうちょっと見ていたい?」
ぼくが真っ赤になってうつむいている間に笑いながらお風呂から出て行ってしまった。
ぼくは急いで追いかけていく。

とりあえず、ペーくんが聞きたかったことは伝えられたかな。
髪を乾かそうとドレッサーの前に座ったとき、ペーくんが出てきた。
「もんちゃん…。」
背中から抱きしめられてしまった。
結構、力強い。
「いろいろ大変だったのはわかったよ。でもこれからはぼくが守る。」

キャー!キャー!あたし王子様から告白されてるの?!
あたしの乙女心が爆発しちゃう!
もう死んでもいい!!

…でも、目の前の鏡が現実に引き戻す。
これはペーくんの優しさからくる同情だ。
ぺーくんを同情でしばるなんて、あたしが耐えられない。
「ありがと。」
あたしの手がペーくんの腕に触れる。
同時に背中から感じられる感触。
ああ、ほんとにあたしで昂ってくれているんだ。
鎮めてあげたい。
それはあたしが一番嫌悪しているオトナのやり方だ。
「でも、その話は、また今度。もっとロマンティックなタイミングで、ね?」

ぼくは伝えたかった。
ぼくはもんちゃんのことが好きで、とても大事で、ずっと一緒にいたいということを。
でも、手が触れたとき、言葉よりも体が反応してしまった。
そして、ぼくと距離を置こうとしていることに気づいてしまった。
ぼくはもんちゃんの前ではいい子でいたい。
だから、今日はここまででいい。
でもきっといつか、ちゃんと話せるように…。

-つづく-

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