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2021-03-21 23:19:37 に投稿
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春の始まり

by 永松平蔵

寒い日と暖かい日が交互に来る様な3月。
入試の殺伐した空気が終わり、卒業シーズンの賑やかな雰囲気。
駅前のロータリーで私は独り空を見上げていた。

その日は特別に寒く、真冬の夜だった。

片手には携帯を。
もう片手には人事異動の辞令を握り締め。
私は人生で一番のどん底を味わっていた。


一生懸命真面目に生きていたつもりだったのだが。
何をどう間違えたのか。
大きなミスをしてしまった私の人事評価は最低ランクに。
減給だけでは済まず、降格。
春からはこれまで部下だった後輩よりも格下の、所謂平社員になってしまった。

更に不幸は重なる。

結婚を前提にお付き合いしていた女性が、突然の結婚。
しかもあろう事か、相手は同期の出世頭。
彼は春から統括部長へと異例の大出世。

いや…そもそも…俺たち付き合ってたでしょ…。
いつの間に…。

未練がましくそんな呟きが心から溢れ出てくる。
怒る気力もない…。

空を見上げるとグレーの冷たい曇天が重くのしかかって見える。

「「はぁ…」」

「ん?」

落ち込んでため息を吐くと、同様のため息が後ろから聞こえた。
振り返ると三つ編みの、如何にも真面目な優等生然とした女子校生が肩を落としていた。
うっすらと涙を浮かべている。

彼女にも何かあったのだろう。
とはいえ私の不幸に比べればマシ…。
そんな事を思い、首を振る。
痛みや不幸なんてのは、絶対値があるものじゃない。
人と比べてどう、とかではなく。
その人にとって、マックスであれば、それは不幸なのだ。
落ち込むに値する。
だから、辛い気持ちわかるよ。
おじさんも辛いけど…頑張れ。。

そんな事を思いながら、勝手に親近感を覚える。
我ながら身勝手で気持ち悪いな…。
自己嫌悪にもなり、私は彼女と距離を取って佇んでいた。


しばらくぼーっとしていると、例の彼女が大学生くらいの男子二人に言い寄られていた。
強引に彼女の手を引っ張り、連れて行こうとする。

「ちょっと。私の姪に何するんだ」

半ばヤケになった私は、彼女を救うべく声をかけた。

「は?なんだ、このおっさん」

「待たせてごめんね。仕事が遅くなってしまって」

男たちを無視し、彼女の手を引っ張って連れ出す。

「おい、ちょ、待てよ!」

肩を強く引っ張られるも、振り払って私は真っ直ぐ交番の方へと足を進める。

「おい、やめとけ」
「んだよ。チッ」

悪態を吐きながら、彼らはまた別の女子を探しに立ち去っていった。

「…ふぅ。あ、ごめんね」
「あ、いえ。ありがとうございます」

「…何があったかわからないけど。こんな時間で一人でいるのは危ないよ。家に帰った方がいい」

そう言いながら改札へと向かって彼女を送り出そうとしたが。
彼女は黙って立ち止まった。
「帰りたくない…」
「え…」

なんとか説得を試みるも、彼女は頑として意思を変えない。
仕方なくファミレスにて説得を続けるが、変わらなかった。
このご時世、店も終電も早い。
説得に酒を飲んだせいもあるだろう。

気が付けば、コンビニで酒などを買って。
私は彼女とラブホテルに入ってしまった。


「まだ、何があったか話す気にならない?」
「うん」
「んー…、じゃ。これ飲んで、もっと話そう」

そう言ってチューハイを渡す。
「…変な味が少しするけど、甘い」
「ジュースみたいでしょ?まぁまぁ、飲んで」

「ふふ…。なんか美味しい。ふわふわして気持ち良い…」
「お、良いねぇ。…それで、何かあったの?」

「もう、おじさんしつこい!!」
「いや、だってさ。君、帰らないと」

「もうこんな時間だしぃ、帰れないよぉ」
「あ…それもそうだなぁ!頭良いねぇ!」

「「…」」

酔いが回って、何度か同じやり取りをループしてしばらく。
唐突に彼女は座った目を真っ直ぐ向ける。

「おじさん。私の処女、貰って」
「えぇ?…いやぁ、でもぉ」

「私、やっぱり魅力ないかな」
「いやいや、そんな!めちゃくちゃ可愛いし、魅力的だよ!!」

「それなら…」

胸元に彼女が飛び込んで来た。
「優しくして」


お酒のせいだと思う。
私は本気で彼女を抱きしめ。
愛撫した。

硬く緊張していた彼女の身体を、時間をかけてほぐし。
撫で回した。

彼女の匂い。
感触。
高い体温。
声。
堪能しつくして、もう愚息は限界で糸を引いている。

「すご…。これが男の人の…」

ガチガチに勃起したそれを、彼女の柔らかく細い指が撫でる。

「これ、入んないよ」
「大丈夫だよ。特別に大きいってわけじゃないから。ゴムするねぇ」

イラスト

「っ〜〜〜〜〜〜!!」
「キッツ…。ゆっくり、ゆっくり。大丈夫だよ」

痛みに堪える彼女の顔を見て。
何故だか加虐的な気持ちを煽られていく。
彼女に優しい声をかけ、頭を撫で、励ましながら。
一方でガチガチにボッキさせたものでメリメリと彼女の中を抉っていく。

「お、おぉ…。根元まで入った」
「…く…るし…」

「ゆっくり動かすよ」
「え!?」

イラスト

ゆっくりと動かしながら、力を込めて彼女を抉る。
涙を出してプルプルと小刻みに震え耐える彼女に、背徳感とゾクゾクした興奮を覚え。
次第に早く激しく動かす。
「ん、ん、ん、んんぅ…」
麻痺してきたのか、痛みに慣れたのか。
彼女は私を徐々に受け入れて、受け止める。

「あぁ!!出るぅ」

一際大きくストロークさせ、一番奥に打ち据え、射精する。
目の前の雌を孕ませたい。
そんな本能的な欲望のまま、私は中々終わらない射精の快感に震えた。

射精を終えてゆっくりと引き抜く。

イラスト

まだ夢見心地な快感に浸りながら、赤く染まった愚息と彼女の股を見る。
不思議と、グロテクスさや陰惨な感じはしない。
寧ろ、征服感に近い達成感と、同時に彼女への愛おしさを感じた。

イラスト

イラスト

私はこの後、彼女を慰めながら。
何度も彼女を抱いた。

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