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2020-12-02 01:18:06 に投稿
閲覧数:521回

AKIBA-2050__03

by ばりかん

ミーナにフラれてしまった…(前作"AKIBA2050-02"参照)。
いや、ハッキリと断られたわけではないんだが、ミーナに人間になって欲しいと告げ、
そして拒絶されてしまった。
ホントは「結婚したい」とも言いたかったのだが、これも基本命令違反なんだろーなー。

基本命令違反かー…。
セクサロイドのくせして変なところはお堅いんだよな。
そのせいか最近、ミーナと何かギクシャクしてるような気もする。
セッ〇スしてても腰を打ち付けるタイミングが合わなかったり、
フェラで噛まれたりと散々なのだ。
ミーナ自身、何か内部演算が長いような気がする。
人間でいうところの「ボーッとしている」状態なのだ。

ここはひとつ、腹を割って話すべきかも知れない。

「おーい、ミーナ、おいで。」
「………。」

相変わらずボーッとしてる。何考えてるんだろ?

「ミーナさーん」

と囁きつつ、俺はミーナを背後から抱きしめる。

「!!!」

次の瞬間、俺はミーナに裏拳を喰らってた。天地が廻る~…

「あ、ま、マスター? ごめんなさい、わたしったら…!」
「…こっちこそゴメン、ビックリした?」
「はい…!思わず吸気マニホールドが壊れるかと思いました!」
「そーだよなぁ、ミーナも冷却のために呼吸してるんだよなぁ」

俺はそう言いながらミーナのささやかな胸に手を当てる。

「マスター…?」
「ああ…こうしてるとミーナがホントに生きてるみたいだ…。」
「うふふ、ドキドキしてるの、わかります?」
「ああ、ミーナに違和感を持たなかったのってこういう細かい機能のおかげだったんだな。」
「ええ、ハイドロポンプで温水を循環させて体温も再現してるんですよ。」
「基本構造は頭に入れてたんだがなぁ…こういう風に複合化されると分かんないもんだなぁ」
「それに気付くの遅いですよぅ、わたしがここに来てから1年も経ってるのに…」
「う、それはミーナの魅力でメロメロだったということで」
「うふふ、マスターったら、おだてても何も出ませんよ?むしろマスターに出してもらわないと。」
「ああ…そうだな、今日は後ろから責めてみるか。」
「ええ、いいですよ?」

そういいつつミーナは服を脱ぎだす。俺はそれを手伝う。

「んもぅ、マスターったら、いいですよぅ、自分で脱げますってばぁ。」
「いーの、今はマスターである俺に従いなさい。ほら、バンザーイ。」
「はーい、わかりましたぁ。」

ひと通り洋服を脱がすと、俺は下着も脱がそうとする。

「あっ…」

と、ミーナが息を詰める。どうしたんだ?

「あ、あはは、ごめんなさい。わたし、変ですよね?」
「…マスターに言われてお断りして以来、『人間らしさ』にこだわっちゃってるのかも知れません。」
「普通の女の子だったらこんなとき嫌がるのかなぁ…とか考えちゃって。」

そうか、最近のミーナの内部演算はこういうところに使われてたのか。

「なんだよ~、ミーナ自身も気になってたのか、相談してくれればよかったのに。」
「あ、いえ、マスターにご心配をおかけしては…。」

もう十分かけてるって。
そう俺は心の中でつぶやくと、ミーナの下着を脱がしにかかる。今度は殴るなよ~。
ミーナは目を閉じて俺のなすがままになっていた。

「よし、脱がしたよ、ベッドに手を付いて。」

俺はミーナを四つん這いに近い体勢を取らせる。するとミーナは、

「…マスター…あまり見ないで下さい。…恥ずかしいです…」

と普通の女の子みたいなことを言い出した。
アレ?ミーナってそういう性格設定だったっけ?

「ミーナ、お前、自分で性格設定いじったのか?」
「あ、はい。若干パラメーターを書き換えました。イヤですか?」

うーん、こういうミーナも悪くないな。

「そーかそーか、じゃあイタズラされちゃうのもイヤかな?」

そう言いながら俺はミーナの秘部に指を這わせる。

「はうっ!!」

ミーナはビクン!と背を反らして反応する。
なんだ?感度の設定まで変えてたのか。
そこまで俺の命令を汲んでくれてたのか。ちょっと嬉しいな。
よしよし、今度は指をオマ〇コに…。

ぬ”るんっ

「!」

おお、またミーナが跳ねた、乾度良好だな。

「んう~、くはぁ!背中がゾクゾクしますぅ~。もうイタズラしないでくださいよぉ…。」

涙目になりながら訴えてくるミーナに俺のイチモツはギンギンに反応していた、もうたまらん!
俺はそのイチモツでミーナを強引に貫いた!

「ひぁーーーーーーーっ!!!」

ミーナの悲鳴が部屋中に響き渡る。こんなリアクションは水道水を流し込んで以来かも知れない。

「ま、マスター、熱い…熱いです…それに大っき…い…」

そういうミーナの中だって十分暖ったかい。それに締め付けがいつにも増してキツキツだ。
ミーナ、俺に尽くすためにこんなに自分に手を加えていたのか…それに性格まで。
そんなに俺のことを…。
そう思うと心の奥から熱いものがこみ上げてくる。

「ミーナ、動くぞ、ちゃんと合わせろよ?」
「は、はい、、マスター…!」

俺はミーナとの激しいピストン運動の最中、ふと思う。

俺はやはりミーナが好きだ、愛してる。

もっとアップデートして人間にしてやりたい。
その結果、嫌われてもいい。
マスターである俺の側に居てくれるだけでいいのだ。
込み上げる射精感の中、俺はつい口走ってしまった。

「ミーナ、好きだっ!結婚してくれ!!!」
「ま、マスター!?あ、あああああああ!!」

ミーナも俺と同時にオルガスムスの奔流に流されながら、大量の精液を受け止めていた…。

「……マスター、今のって……?」
「ゴメン!聞き流してくれ!」
「…いいですよ?」
「え!?」
「結婚、オッケーです♪」

だ、大丈夫なのか!?

「で、でも基本命令は?ファイル13は?」
「バックアップ衛星によると『最近出来た『改正14条』により、合意であれば、人間とセクサロイドの婚姻は可能』だそうです!」

そ、そんな条例あったのか!
じゃあ、俺たち…

「ずっと一緒にいて下さいね、マスター、いえ、旦那さま♪」
「あ、ああ…!」

ミーナが明るく微笑む。
俺もそれにつられて笑ってしまう。
この先、二人にどんな困難が待ち受けてるかは分からない。
だが俺は決めたのだ。

ミーナとともに生きると。

だが、その『改正14条』を巡り、世間は大混乱へ陥ろうとしていることを俺たちは知らなかった…。

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