去勢(きょせい)とは | ニジエのエロ用語辞書『大性典』
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去勢
きょせい
生殖機能を取り去ること。オスであれば睾丸、メスであれば卵巣や子宮が取り去る対象になる。表現物では外性器も含めてすっぱり取ってしまうものもある。ふたなりでどっちを取ればいいか分からない場合でも付いているものを取る。この結果、オス、メスの心身的特徴が中性的になるような創作表現が伴うこともある。
創作の観点での生殖器の役割
生殖を行うものだから生殖器という名前ではあるものの、ナイーブに言えば身体的な男女差を分ける臓器でもある。
声変わりをする・身長が伸びる・体つきがふっくらしてくる、などがそれで、創作表現では男女として意識していなかった2人が時が経つにつれ男女を意識し始める、といったものがある。その原因を睾丸と卵巣・子宮のせいと言ってしまうのは身もフタもないところか。
この声変わり・伸びる身長・ふっくらした体つきなどの成長を取ってしまう、またはその男女逆にしたものも去勢の視点の1つと言える。
現実の去勢と、創作の去勢
現実的な例では犬・猫・馬などについて出産を避けたり、攻撃的で問題のある性格を穏やかにしたいという話題で出てくる。人の場合では性犯罪者を矯正する狙いで去勢するといった文脈で出てくるのでネガティブなイメージがある。
創作では犬・猫・馬や性犯罪者に代わって、もともと性格に問題なく穏やかで、どちらかと言うと童貞、処女と思われる生殖と縁の遠そうな、トゲのない丸まったキャラクターをさらに去勢することがある。
確かに、去勢することで 性格に問題なく穏やかなキャラクターになるのだったら、性格に問題なく穏やかなキャラクターを去勢すれば もっと性格に問題なく穏やかなキャラクターになるのかもしれない。創作表現ではポジティブに去勢を狙っていくものもある。
性転換との違い
性転換では男は女になるが、男を去勢してもすぐさま女になるわけではない。男の機能が無くなっている男が、去勢した男なのだ。男女逆にしても同じ。
性転換はするものだが、去勢はしてもらうものでもある。男性の一人称ビューになり、去勢をしてくれる女性を描いたものもある。