大人のキスに
by らっしゃあべらく
「上手くなってきたじゃないか。先生」
「ぁぁぁ……」
好きでもない教え子から放課後の教室でこんなキスをされて、私、興奮しているの?
桂くんとの同棲を知られて脅されて仕方なくしているキスなのに
嫌でたまらなかったはずなのに……。
「クラスの教え子と同棲している割には最初は下手だったからな。
あいつとのセックスもお遊戯みたいなものなんだろ?」
「……彼のことは言わないで」
「そうだな。今は俺のみずほだからな。たっぷりキスを楽しもうぜ」
「…………」
また彼の舌が私の舌を抱きしめてくる。
桂くんに愛される時のように強く抱き締められて舌が愛されてるっ。
「んんっ、ん、ん……っ!」
唾液が唇から滴り落ちてもやめてくれない。
溢れ出した私の唾液を美味しそうに啜って飲み下してる。
身体を押し付けて胸の膨らみを押しつぶして感触を楽しんでいるんだわ。
こんないやらしいキス、桂くんにもされたことがない。
「その気になってきたか?」
「!?」
な、なにをバカなこと言っているの?
好きなのは桂くんだけ。愛されたいのは彼だけよっ。
「キ、キスだけって約束よっ」
「ああ、キスだけだ。俺からはキスしかしねーよ」
嘘っ。お尻に手を回してスカートの上から撫で回してるじゃないっ。
ズボンの中でオチン○ンを固くして私に押し付けているじゃないっ。
こんなに私とセックスしたがってるのに!
「……ダメっ」
それは自分にも向けた言葉。
最愛の人を裏切ってしまいそうな自分を叱責する言葉でした。
「キスだけで。お願い。キスだけで……」
そうつぶやいて、彼に早く射精してもらおうと
私は初めて桂くん以外の男の子と本気の熱い抱擁を交わしてしまっていたのでした。
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