100点満点のご褒美
by らっしゃあべらく
『下着を身に付けているから……』
しかしそう思って許してしまった行為に、家庭教師は強く後悔をする。
100点満点のご褒美に教え子が求めてきたセクハラに羞恥心が熱を帯びる。
「気持ちいい?」
「え、ええ。気持ちいいわ」
普段から彼女の脚に視線を送っていた教え子は、ご褒美にマッサージさせて欲しいと望んできた。
パンストを穿いたままでなら、と許した家庭教師のつま先からふくらはぎ…。
そして太ももまでが優しく揉みしだかれる。
どこで覚えたのか年下の教え子の手は、
年上で女子大生の家庭教師が戸惑うほど丁寧にナイロンの薄布の上を滑っていく。
「……ぁぁぁ」
その巧みな手付きに心地良さが湧き上がり、彼女の口から甘い吐息がこぼれ始めた。
それを知って教え子も、太ももから更に上……。
マッサージと称するには淫らな場所までも両手で揉んでいく。
「あン! ちょっと、そこはっ……」
尻肉を揉みしだかれると、さすがに彼女も抗議の声を上げた。
「ここ。恥ずかしいの?」
しかし教え子は動じないで尻を揉み続けた。
家庭教師の表情を窺いながら、怒られるギリギリのラインでこの破廉恥な行為を続けようとしていた。
「い、いいわよ。続けなさい」
彼女の羞恥心もリミッターに近づいていた。
でも気丈に振る舞えたのには訳がある。
チラリと視線を送った先に見たものは徐々に大きく膨らんでいたからだ。
『見てなさい。先に我慢できなくなるのは絶対君の方なんだからっ』
セクハラの当人がトイレに駆け込むのを期待して彼女は耐えられたのだ。
ペニスを勃起させたままでいられる男の子なんていないと確信している。
『だから早くトイレに行きなさいよっ。行ってスッキリさせなさい。
その奥にあるオチン○ンをしごいてくればいいのっ』
声だけでなく自分からも尻を振ってしまいそうになる刺激に耐えながら彼女は待ち望んだ。
『こんなことされても欲しくなるなんて……。
彼氏はいないけど、家庭教師先の教え子とエッチするなんて……。
本物の教師を目指してるのに、そんなの、そんなのっ』
いつの間にか太ももをこすり合わせてしまっている自分を恥じながら彼女は耐え続けた。
前屈みになりながら顔を真赤にしている教え子と、丁寧な愛撫の刺激に悶そうになっている家庭教師。
二人の我慢比べは始まったばかりだった。
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