作文／きのうのセックス　６年３組

by ほりもとあきら

■昨日あった事について作文を書け、という宿題を出したところ、こいつはまた挑発的な作文を書いてきた。俺の性癖をよく知っているのだ。■クラスの担任が異動となり、俺が担任になった最初の日。その最初のホームルームだけでこいつは俺の性癖を読み取ったのだ。一瞬の、顔と胸への視線。それだけで、この新任教師は自分に「子供としての興味」ではなく「性の対象としての興味」を抱いている事に気づいた。そしてチャイムが鳴った直後、こいつは俺のところに一目散に駆けてきて、耳元でこう囁いたのだ。「いつでもいいですよ？」■「何を言ってるんだ？」ととぼけた俺の声はきっとうわずっていたのだろう。おかしくてたまらない、そんな表情で背中を向けて「がんばってください」と立ち去った。ダメだ、こいつが卒業するまでの一年、相当苦労するぞ…とそう思った。■その後ももちろん、意識して俺はそんなそぶりを見せてもいないし、疑われるような行動は何一つ取っていない。しかしこいつはことある事に執拗に俺を挑発し……焦らすのだ。そう、お互い気づいているという事に気づいている。その上で俺に二重三重の罠を仕掛けてくる、生まれついてのビッチ。この世に生を受けて、まだ１０年と少ししか経っていない、幼いビッチ。彼女はわざわざ俺を惑わすだけの為に、日々中年男を誘ってはセックスをしてくる。そしてそれを…その日その時の快感を、直接的に・間接的に俺に報告するのだ。■教師を辞めたら簡単なのか…俺は毎日、鞄に忍ばせた辞表を見つめながら思う。いや違う。あいつは教師を辞めた俺に興味を示さないだろう。そして何より、教師でなくなった俺自身があいつに勃起するかどうか…自信がない。

字がじゃま？うーんごめんなさい。
CM：同人誌は虎で扱っていただいてますー。
http://www.toranoana.jp/mailorder/cot/circle/58/38/5730303033383538/53545544494f333039_01.html



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