黒縁さんの受難1+2
by ouraku
縛られた両手。口を覆うテープ。冷ややかなコンクリートの質感を頬に感じながら私、黒縁は何故こうなったのかと考えていた。
誘拐
その二文字が頭に浮かぶ。誰かは知らないが私は誘拐されたのだ。うめき声もあげられず、ただ暗闇の中じっとしているしかなかった。
そんな不安と恐怖の中、誰かの足音がヒタヒタと近づいていた。
--------------------------------------
ロープでつられた私の前にいるのは覆面を被った男だった。興奮しているのか息も荒く、黒縁は言いようの無い嫌悪感を覚えていた。
「ー!ーーー!?」
黒縁は不意に触れられた男の手にうめき声をあげる。
男はその豊満な胸を鷲掴みにしたのだ。そこに優しさなどなく、ただ乱暴に掴んでいた。
年齢=彼氏いない歴の黒縁にとってそれは未知の体験であり、涙を浮かべながらも睨み付ける彼女の些細な抵抗は、男を更に興奮させる結果になった。
おすすめのDL同人作品
同人作品PR