卒業パーティ
by 永松平蔵
卒業生A「この学校はおススメです。三年間、厳しいけれど国立T京大学へ進学出来ました。卒業式のパーティーが特に最高でした。スッキリした気持ちで大学に行けました」
卒業生B「僕はこの学校に通って、国立T京大、W大、K大、と難関大学に受かりました。…卒業パーティー?それはこの高校に入って卒業する迄の秘密ですよ(笑)絶対後悔しませんよ、だってあの先生を…おっと、失礼。この学校の偏差値トップを目指せば、もっと良い事があるかもしれません」
毎年多くの卒業生が難関大学に進学している、とある全寮制私立男子高。
規律が厳しく、偏差値で階級が分けられている閉鎖された世界。
そこの生徒達は日夜勉強漬けで遊ぶ暇は無く、当然恋愛なんかする余裕は無い。
オナニーをすれば偏差値が下がる、そんな迷信が真しやかに囁かれ、相部屋の互いが監視し合う。
彼らが唯一開放される時、それは難関大学へ進学が決まり卒業する時。
三年間ストレスと精液を溜め込んだ童貞達。
彼らを救う女神はそうー。
男子生徒達の憧れであり癒しの女神、保健医のY川先生。
その日は式を終えた生徒、偏差値順にY川先生を好き放題出来る!
全てを吐き出し、監獄の学校から自由な世界へー。
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卒業シーズン、という事で描きました^^
解き放つ快楽って、格別な気持ち良さがある気がします。
高校生活そのものが今考えれば大袈裟ですが、監獄の様だと感じてました。
尤も私の場合、全寮制でもないただの男子高なんですが、それでも学校に縛られている束縛感というのは辛かった、そういう記憶があります。
反抗期も重なって、時には授業をサボったり、テスト勉強期間ずっと落書きしてたり、真面目になり過ぎない様にしてました。
でもこういう”ちょっとはみ出し感”って、縛られるものがあって初めて成立するというか、色々なものに甘えて、それなりに楽しかったなぁと今思えば良い思い出です。
これを書いてふと、高校時代を思い出しました…。
卒業、別れの季節ですが、希望の春がすぐそこにある。。
ちょっと好きなシーズンです。
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