ウチの娘セピア・サルティリ(現代編その4)
by Alchimie
ウチの娘のセピア・サルティリです。
セピアは生まれつき全盲ですが、生まれつき特殊な魔法である光属性魔法【真実の光(命あるモノはいずれも必ず持ち合わせる『心』の色や揺らめきを見る事が出来る魔法)】が扱える為に全て"視"えているので、目が見えない不便はほぼ感じること無く生きています(文字の読み書きだけは少し大変で、書くのは出来るようになりましたが、読むのは書いてる所(筆跡)を直接見ていないと読めません。ただし代読等を依頼してその辺はカバーしてます)。
そんな訳でセピアはこの世界の裁判所で、いわゆる『嘘発見器』の仕事をする聖職者をしています。
さて、今回のセピアは王都圏第二都市グランツから生まれ故郷である王都に戻っていました。裁判所関連の報告関係と聖職者としての研鑽が有るため、定期的に王都へ来ているのです。
そして本日は休日。セピアは王都へ来る前に昔から王都で行き付けにしていた衣装販売屋に『極上の肌触りの素材で作られた寝間着』の作製を手紙で依頼しており、本日は店へ赴いて試着と最終調整をする予定になっていました。
衣装販売屋のデザイナー兼社長に試着個室へ案内され、社長に着方を教えてもらいながら着心地を試したセピアは、その出来に満足してその場で追加注文を依頼、グランツに帰る前までに追加分を手にする事が出来ましたとさ。
尚、この着方を教えて貰ってる時に個室の中で社長に全裸を見られている所か鼻息が掛かる距離まで近付かれてる訳ですが、相手の心の『光』を見れる光魔法【真実の光】で、社長の心に一辺も卑しい気持ちが混ざって無い『純粋な仕事人』であることを見れていること、裸を見られるのは学生時代からそうだったから慣れているし信頼していること、自身が産まれてから一度も目が見えた事が無いから『卑しい視線とそこから発生する羞恥』と言うものが無かったために問題にはしていませんでした(尚、普通に羞恥心は持ち合わせてますが、セピア本人が『目が見えない分その事で周りに頼らないといけない事があるから、それに対するお礼も兼ねたサービス料』として敢えて下着やら乳首をラッキースケベする良い性格したヤツだったりします)。
このデザイナー兼社長のおじさん、過去に何度かミーアちゃん関係で出てきてた人です。このヒトは一目でその対象の身長や各所のサイズをほぼピッタリに言い当てる事が出来る『目』がありますが、おじさんは王都で代々続く測量・設計を手掛ける大手事務所の家の末っ子でした。家業は上の兄達が継いでいて自分が入り込む余地が無いと理解し、しかしその代々続く家系のヒトとして持ち合わせた『目』を活かすべく、自前で量産品からオーダーメイドまで扱う衣装販売屋を開いたらのでした。その手腕と評判はあっという間に広がり、王都最王手の衣装販売屋の一つとなったのでした。このヒトもまた、誰かの為に己の全てを使うことが出来るプロなのでした。
そんなおじさんの過去登場回
https://sp.nijie.info/view.php?id=700023
https://sp.nijie.info/view.php?id=702962
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