異変
by 御奴郎@奴隷局人権管理課
女の身で男根が生えていることは神への冒涜であるとして異端審問にかけられたわたしは、奴隷として性的奉仕を強いられています。
その筆舌に尽くしがたい絶望と悲嘆は、しかし奇妙なことに、日に日に薄れつつありました。
公衆の面前で凌辱の限りを尽くされる最中、そして犯され続けて疲れ果てた夜、寝床の上で自慰に耽るとき、心地の良い悦びが、微かに自分の中に吹き抜けるのを感じるのです。
それは日増しに強くなり、人以下の身に落とされた羞恥や屈辱にとって代わりつつあるようなのでした。
その日、私は市民の一人に口淫を強いられ、その陰茎を口の中に押し込まれていました。
以前の私なら、吐き気と息苦しさで涙を流していたはずです。なのに今は、口内の粘膜にこすりつけられるその感触が、そしてその先端からにじみ出てくる液体の味が、心地よく、美味にさえ感じられるようになっているのです。
あまつさえ私の男根の先端からも、同じ喜悦の露を滴らせながら――
多分このまま私は、この悦びに心のすべてを支配されるようになるのでしょう。しかし、不安や恐怖はありません。
どのみち私は人間には戻れないのです。それならいっそ、自分が置かれた境遇に、幸せを感じられるように変化――あるいは順応しつつあるこの心と体を、受け入れてしまえば――
幸せな奴隷になれるのでしょうから。
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