肢体関係
by 山下
斑目遊抒の性欲の総ては止水衡に向けられていた。
今、思い描いての自慰行為でなく憧れ続けた生身を好きなだけ、飽きるまでブルマと体操服、白ハイソックス姿で犯し尽くす好機が巡ってきた。
自らの横にちょこんと正座する衡。今を逃せば一生の悔いとなる。遊抒は衡の肩に手を回しぐいと衡の体を自らに引き寄せた。
衡のしなやかな身体は事もなく遊抒と密着した。興奮はしているが、いきなり性器を擦り付け合わせ絶頂しブルマ越しに愛液と欲望を衡にぶちまけようとは思わなかった。
まずは衡の身体、殊更に大腿部に自らのふとももやふくらはぎを擦り付けた。衡のつややかかつきめ細かい、ほのかに優しい脚の暖かさを自らの脚が感じ取り、ふとももを小刻みに動かしたり、押し付けて円を描くように堪能する。
また、正座した両膝をつま先でこじ開けふくらはぎを衡の内ももやひざっこぞうに押し当てふくらはぎを絞るように擦る。
ソックス越しで微細な肉感は感じ取れないが、そのもどかしいような焦燥めいた感覚がより興奮をかき立て、なにより自分の汗や垢で汚れた不潔なソックスで肉欲の対象、性欲の憧憬である衡を汚していると思うと美しい衡が堕ちていくようで、遊抒はそのなんとも言えぬ征服感に酔い痴れた。
ソックスのリブを衡の広筋にこすりつけ、足汚れを拭き取るような形で衡のひざっこぞうに足の裏を擦り付け
遊抒はようやくソックスで衡を陵辱することに満足した。
いよいよ衡のふとももに自らのふとももを覆い被せて遊抒の上下運動が始まった。ふとももやひざどうしがすれる毎に脳にほとばしる快楽。遊抒は動物のように人間だけが持つフェティシズムに耽溺した。昂ぶりもこれ以上ないほど、いよいよ衡のパンツ、自らのブルマ越しに貝を合わせてまるで射精のように欲望の総てを衡に花問いと思った瞬間、衡は膝を遊抒のブルマで隠された女陰に強弱をつけ圧し当てた。
遊抒は衝撃と犯される屈辱と快楽に打ち震えた。思わぬ衡の逆強姦。
幾度となく胸の中で跪かせロングヘアのポニーテールを、それを留める緑のリボンを嗅ぎ、命じるままに脚を絡まさせ、ふとももやふくらはぎ、ひざを自らのふとももにすりつけさせ、ソックスの匂いを嗅がせ時折舐めさせもした衡、遊抒の心中には一片も無かった反撃。
衡はさらに遊抒の陰部を激しくひざっこぞうで練り繰りつつ、両脚で遊抒の脚をきつくホールドし、内股で遊抒の脚を緩急をつけてこき上げ擦りつけた。
遊抒はそれまで犯す対象であった衡に強烈な性的刺激を与えられ、なすがままに注ぎ込まれる強烈な快楽と、それを何倍にも増幅させる敗北感を前に為す術無く、のけぞりながらブルマ越しにも勢いを持って放たれる愛液や尿、顔は涙がぬらし、口からはよだれが糸を引くほどに分泌され、全てを出し切り絶頂、気力を使い果たしそのまま気を失い倒れた。
その後二人は図書館や鉄道無いなど衆目の前で互い脚をまぐわわせたり、互い一週間穿き続けたソックスを交換しあい穿いた上で肢体を重ね合ったり、男女の性交さえも及ばぬほどに刺激的かつ倒錯した肉体関係を築き、肉欲を満たしあい愛情を交換し続ける関係を飽きることも冷めることも無く続けた。
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