ニジエスマートフォン版

2025-07-07 00:19:22 に投稿
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少年の日の記憶

by くだB

私には今でも鮮明に思い出す、ある夏の出来事がある。
それは私が子供だった頃の話だ。

当時、自分は山奥の田舎の集落に暮らしていた。
娯楽と言えば木登りや虫取りなどと言ったものしかなく、
放課後や休みの日などは、日がな一日野山で遊ぶのが常だった。

うだるような夏のある日のこと、私は当時仲の良かった一人の女の子と虫取りをしていた。
暑い日差しの中を虫を追って駆け回ったせいか、自分もその子も全身汗まみれだった。
自分がシャツの裾で汗をぬぐっていると、それに倣ってか、彼女も着ていたワンピースで頬を伝う汗をぬぐいはじめた。
その時、陽光に照らされた彼女の裸体が目に飛び込んできた。

きっと暑かったのであろう、彼女はワンピースの下に何も身に着けていなかった。
幼さゆえに羞恥心の無かった彼女は、こちらに秘部を見せつけていることを気にする素振りもなく、
私に屈託のない笑みを向けるのであった。

ほんの数秒の出来事であったが、彼女の日焼けして二色にくっきりと分かれた肌、その上を伝う玉のような汗、
そして風に乗せられて漂ってきた、濃厚な彼女の汗の匂いを
私は今でも覚えている。

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