体育倉庫にて
by まるむ氏
先生に頼まれてプール用のビート板を取りに、Mくんと一緒に体育用具倉庫へ向かったんだけど、
倉庫に入ってすぐ、突然ドアが固く閉じて開かなくなっちゃった。
辺りは薄暗くて、静まり返ってる。普段は冗談ばかり言ってるMくんも、このときばかりは少し真剣な表情。
でもね、ふっと笑いながら、
「大丈夫、なんとかなるよ」
って優しく声をかけてくれるの。
その言葉が、暗い中で不思議と心強く響いてる。
「でも、鍵かかってないよね?」って私、不安げに聞いてみたの。
Mくんはドアノブをいじりながら、
「うん、たぶん湿気で閉まっちゃったんだよ。ほら、体育倉庫ってよくあるんだよ、こういうの」
って、軽く笑って言うの。
「そんなに落ち着いてて、すごいね。私、ちょっとドキドキしてるんだけど…」
って正直に言ったら、Mくんは私の方を見て、ちょっと照れた顔で
「実は俺もドキドキしてる。でも、君がいるから心強いんだよ」
なんて冗談っぽく言うの。
その一言に、私の胸がさらにドキドキしちゃって…。この状況自体は特別なものじゃないのかもしれない。
でも、Mくんと一緒にいるだけで、なんだかその瞬間がすごく特別に感じられるの。
不安と一緒に、ふたりの間に流れる温かい空気が、心の奥で優しく響いて…
その後、私は力が抜けちゃって、 ぺたん と尻もちをついてしまいました。
てな感じ^_^
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