ニジエスマートフォン版

2025-05-20 21:39:44 に投稿
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野外露出

by 雲問屋鈴木

亜納町東小学校の通学路には、絶対に誰も通らない、細い細い路地裏の「近道」がある。
と言っても、川の直ぐソバだからとか、道幅が大人の腕を広げたくらいに狭いからとか、そんなマトモな理由で誰も通らない訳じゃなくて、どうも「出る」らしいのだ。
朝には普通に通れたのに、帰りの時には壁が道を塞いでいて通れなかった……という子供が何人か居て、ある子は「なんかぷるぷるしてた」とか具体的な事まで言い出す始末だから、誰も通らないようにと言われているらしい。

もちろん、そんな事を素直に守る子供しかいないのであれば特に問題は無いのだが、今日もここに二人、ダメと言われたことをやってみたがる天邪鬼が薄暗い中、「近道」を通ろうとやってきた。

「朝だって何もなかったんだし、きっと大丈夫だって!」
「でもなんか…薄暗くてちょっと不気味だよ…」
街灯もなく、仄暗い道を二人は歩いていく。
どこかから漂ってくる晩御飯の匂いや子供の声を聞きながらずんずん、ずんずんと進んで、進んで……。
最初こそ「出たらどうしよう」なんて話し合っていたが、道の半分も来た頃だろうか、ほんの少し不気味なだけの道だったことに落胆しかけていた頃に。

「ぉ゙……っ゙」

低く、唸るような声が聞こえてきた。
「何…?」
「あの先だよ…ちょうど見えない……」
道が緩やかなカーブを描いているせいもあり、ちょうど音の出どころが見えないのが余計に恐怖を煽る。
引き返すべきだろうか。
すると、続けざまにビチャチャ……ッと何かを撒き散らすような水音が響いた。
「…………オレ……ちょっと見てくる……」
「ええっ、危ないよ、やめようよ……」
前を歩いていた子が制止を振り切って進む、道の、ちょうどカーブの頂点に来た頃だろうか。
「えっ……あ……う…うわ……」
恐怖からだろうか、悲鳴にもならないような声が聞こえてくる。
残された子は、来た道を真っ直ぐ、走って引き返していった。

翌朝、二人はいつも通り学校に来たものの、前を歩いていた子は時折「近道」を歩いているのだとか……。

ーーーーーーーー

薄暗くてひんやりした路地裏、ちょうど晩御飯の匂いがどこからか漂ってくる時間帯。
久々にやってきたお気に入りのスポットに胸が高鳴る。
「見られませんように…」
路地に入ってすぐ、パーカーを全開にしてからというもの、胸が痛いくらいに、ぎゅうとして、頭が少しぼうとする。
熱く腫れ上がったクリトリスと、太ももを伝う愛液のひんやりした感触が余計に羞恥心と背徳感を煽ってくる。

一体何m歩いただろうか、路地裏の中頃、ちょうど緩やかに道が曲がった場所に来た。
「ここでいいかな……」
股をガニ股に広げ、腰を落とす。
自分のぐじゃぐじゃの股に手を伸ばして、熱いクリトリスを扱く。
「はぁ……誰も来ませんように………っ」
そんな時だった。
「朝だって………だし……大丈夫だって!」
「……なんか…薄暗くて………不気味………」
「えっ……なんで……」
小さな子供たちの声だろうか。
こんな時間だったから、てっきり子供たちも下校しきったあとだと思っていたのに。
見られてしまうだろうか、こんな一人の大人が性的欲求のために、社会的に許されないような自慰行為に耽っている瞬間を。

ぐじゅっ、にぢゅっ、ぐっちゅ。

あまりの興奮に何秒、何分自分のナカを掻き回した後だろうか。
「ぉ゙……っ゙」
つい、声が漏れた。
「何…?」
「あの先だよ…ちょうど見えない……」
声の主の姿は無い。
すぐ目の前、あと数歩だろうか。

ビチャチャ……ッ

そんな状況にも関わらず、興奮しきった身体から、情けなく潮が吹き出した。
「…………オレ……ちょっと見てくる……」
「ええっ、危ないよ、やめようよ……」
きゅう、と左手を膣が締め付けた。
見られる、隠せるか?どうしよう。
トッ、ガチャ、チャリ
終わった。
目の前に、小さな男の子が一人出てきた。

「えっ……あ……う…うわ……」
酷く発情した一匹の雌を見て、男の子はひどく動揺して腰を抜かしていた。
「ぁ゙………」
ぐぢゅぐぢゅと見せびらかすように膣を搔き回し、絶頂する。
ジュィィィッ、ビチャチャ……ッとまた、潮を吹いてしまう。
男の子に見えるように、見せるように。
それからどうやって帰ってきたかはよく覚えていない。
ただ、目に焼き付いたあの視線だけがアレは事実だったと思い出させてくる。


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