幻惑にかけられし少年少女
by くろろーむん
https://ci-en.dlsite.com/creator/27274/article/1304808 cienにて追加イラストを公開中です。ゲームも開発中
↓以下、シナリオです
この街の近くにはある変わったダンジョンがある。
命の危機には滅多に瀕さないが、多くの罠が性的な方向に特化しているのだ。
下世話な言い方で「エロトラップダンジョン」等とも言われているこのダンジョン
浅層であれば怪我の危険も少ないので、
初心者冒険者が修行のためにやってくることもしばしばだ。
‥‥個人的にはあまりお勧めできない風潮であるが。
街の真ん中で少年と少女が踊っている。‥‥ほとんど全裸で。
おそらくダンジョン内で幻惑魔法にでもかけられたのであろう。
普通はダンジョン前の衛生番兵に止められ処置を受けるはずだが‥‥他の処置を被って見逃されたか。
確かあれは近場の村に伝わる踊りだったか‥‥踊り手は恥じらいを知らない幼児に限られていた気がするが。
天真爛漫な踊りを元気に踊りながら彼らは大通りで踊り続けた。
幻惑魔法は伝播する可能性があるので、専門家以外は近づかないのが鉄則である。
住民の目線の多くは哀れみである‥‥この街でよくあることである証左だ。
踊りの最中、急に彼らの元気な動きと声が止まった。
‥‥幻惑が解けたか。
あの種の魔法の解除直後の感覚は恐ろしいものである。
自分の中で塗り替わった常識が急に元に戻り、失態痴態を晒した‥‥あるいは晒していることをしらふで受け入れる必要が出てくる。
性の知識を付け始めた頃の年齢で、裸同然で衆人環視の中に棒立ち。
これまでの恥ずかしい踊りの記憶と、今現在のとんでもない姿。
遠巻きにでも分かるほど、少年少女の全身が赤く染まり、脂汗がにじみ出ていた。
突然の強烈な羞恥や恐怖に、身体と心が耐えられなかったのだろう。
彼らは同時にぶるぶると震えだし、自分の意志でないであろう失禁を重ねて晒すこととなった。
魔法の解除を確認したようで、親切な住民が彼らの介抱を始めた。慣れたものである。
何がなんだかよく分かっていない様子のまま、彼らはひとまず宿屋に連れていかれた。
せめて、彼らの心に傷が残らないことを願う。
ーーーとある中堅冒険者の手記より
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