イラスト練習その31で彩色練習その19
by シュマリ@竿騎士団
枕。
そんなものが自分の身に降りかかるとは、夢にも思っていなかった。
しかし夢を魅せる立場に立った時から、否、立つ前から、この「悪夢」は現実として少女の身を蝕んでいる。
「顔も名前も可愛い、ですか? ありがとうございます」
「おっしゃるとおり、おしゃぶりは皆様から上手だと褒めていただくことが多いです」
最初の口上に続いて、相手の言葉に言葉を返す。
言っていることは、事実だった。
今まで、少女の身体を味わってきた者たちに散々仕込まれてきたのだ。
今では、それ目的で指名してくる者までいるのである。
「はい、デビュー前から何本もおしゃぶりしてきたので、自分でも少しだけ自信があります」
男を見上げるその童顔に陰はない。
「わかりました。心を込めておしゃぶりさせていただきます」
染まった頬。潤んだ瞳。上気した肌。
「それでその……もし上手に出来ましたら、」
匂いたつようなオンナの色を、もはや少女は纏っている。
「私の股でも楽しんでいただければ、嬉しいです」
ニコリ、と微笑を浮かべる少女。
しかし、その瞳には、一切の光が灯っていなかった。
頑張ってみたが、残念、進歩は少ない……しかしゼロではないと信じたい……!
背景ってなんだ。アニメ塗りってなんだ。服の皺って何だ。
ばあさんや飯はまだか。
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