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2024-08-18 08:31:49 に投稿
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クレヨン王室博物館長 その2

by もっさうめし

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一日目。わたしは浮かれていた。
しかし、その紋章が誰のものであるかわかると、複雑な思いを持った。
サンセット卿。
その家柄は高く、現在の王位継承順としては、6番目。
だが、かつては悪名もとどろかせていた。
5代前のサンセット卿は放蕩の限りを尽くし、手に入れた娘に対しては過酷な責めを行ったと伝えられている。
その噂は当時の民衆を震え上がらせたという。
「黄昏と一つ星」と呼ばれる禁書。
これはサンセット卿の没後に日記をもとに書かれた官能小説をとして大流行した。
今ではこの本のことは研究者ぐらいしか知らない。
当時の王はこれを危ぶみ、民衆に不安を与えるとして徹底的に摘発したからだ。
国立図書館の禁書庫でこれを読む機会があった。
読み進めるうちに、わたしは娘:エトワルに感情移入していた。
責められることが悦びに変わっていく姿をうらやましいと思ってしまっていた。
わたしは自分の中にいるエトワルの姿を見つけてしまったのだ。
はじめてを奪われたとき、たしかに悦びを感じていた。
そして、奪った相手が当代のサンセット卿。
これは運命なのだろうか。
わたしは、運命を試すことにした。

トントントン。ノックの音。
「お入りください。」
彼だ。
「私は…」
「また現れたのですか賊よ…。今度は何を奪いに来たというのザマスか?」
彼は一瞬驚き、そしてわたしの芝居に付き合うことにしたようだ。
「先のお約束通り、あなたを迎えに参りました。」
「わたしを娶るという事ですね?わかりました。ただし、1つ条件があるザマス。」
「それは、いかようなものでしょうか?」
「わたしの純潔はあなたに奪われました。その行為が運命であったのなら受け入れるザマス。」
「どういうことでしょう?」
「わたしが懐妊したならば運命として受け入れるという事ザマス。ひと月の間に月の障りがなければあなたのものになります。」
彼は一瞬悲しそうな表情をした。
しかし、すぐ表情を戻してこういった。
「では、わたくしからも2つ条件を。」
「なんザマス?」
「先日は暗がりのため、あなたの姿を十分にめでることができませんでした。ゆえに愛でる機会をいただきたい。」
「わたしの裸体を見たいということザマスか?なぜ?」
「美しいものを見たいと思うのは当然です。」
受ける理由などない。でも…。
「わかったザマス。ただし、運命の試しに介入することはしないでほしいザマス。」
「心得ました。」
「もうひとつは?」
「それはこちらの部屋で。」
「あ、そこは…。」
ちいさな物置部屋。
彼は鍵を差し込み、まわしながらこうつぶやいた。
「黄昏と一つ星。」
ドアが開くと、そこには見たことのない部屋があった。
いや、でもここは…。
黄昏卿の寝室。エトワルの責められた部屋だ。
「知っているようですね。」
姫様のカギと似た魔法のカギの力なのか。
「わたくしはこちらで待ちます。すべてお脱ぎになってお入りください。」

すべてを脱ぎちらかしてドアを開ける。
入るなりすぐに抱きかかえられて、天蓋付きのベッドの上につれていかれる。

彼は最初に目を見つめる。
そして何も言わずに口づけをした。
胸に手のひらを置き、乳首を弄ぶ。そして唇で吸う。
「あっ!」
おもわず声が出る。
彼はおなかに頬ずりをしてわたしの脚を拡げる。
そして、さらに指で拡げていく。
「このうつくしい花を見ずに散らしてしまったこと、済まないと思う。おわびをしよう。」
「ひっ!」
舌がわたしのもっとも敏感な場所に触れた。
「だめです…そこは。」
言葉とは裏腹にあふれ出しているのがわかる。
舌が止まる。
彼のたくましいものが近づく。
「だめ、約束を…。」
「大丈夫、今日は薔薇でなく、野菊と戯れますので。」
「え?あっ!」
おしりの穴に差し込まれた衝撃。
「いやぁ!抜いて抜いてぇ!」
「こちらの初めてもいただいてしまいました。これからひと月こちらで気持ちよくなるようにして差し上げましょう。」
ああ、やはりこのひとは黄昏卿なのだ。
そう思うと共に、責められることに対する期待を感じてしまってる自分を見つけてしまった。

彼の精がわたしに流し込まれる。
彼はベッドから離れて何かを持ってきた。
それをわたしの腰に付けた。
「少なくとも、試しの期間はあなたはわたくしのものだ。大切な宝には鍵をかけないとね。」
貞操帯。
ああ、これからひと月の間、わたしは彼につながれるのだ。
そこに起こった感情は小さな喜びだった。

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