少女の末路、その一つ
by あぶくゼニス
迷宮に幾重もの爆発音が響き渡る。
グレイスの放つ魔法が、触手を容易く吹き飛ばしていく。
――されど、彼女が足を踏み入れたのは触手の巣窟。
物量では、向こうに分があった。
「きゃっ……!?」
少女が疲弊したのを見計らい、天井から触手が襲い掛かり、少女の腕を引いて宙吊りにする。
慣れたような手つきで、衣服を引き千切っていき、そして……
「ま、まって、やめ……あぁぁぁっ!?」
少女の膣へ、そして肛門へと、醜悪な見た目の触手の先端を滑り込ませる。
あまりの手際の良さに、少女も一瞬理解が追い付かなかった。
そして間を置かず、どぷん、と、白濁した液体が少女の胎内へと注ぎ込まれる。
(私の、中、にっ……!確か、この種の触手は……獲物の身体に催淫性の液体を注ぎ込んで、
獲物を、苗床として……息絶えるまで、使い潰す……っ)
己の知識が、恐怖となって脳裏を駆け巡る。
しかしその恐怖は、間もなく体内へと注ぎ込まれた快楽物質によって上書きされていく。
「あ、あ、やぁっ、あたま、おかしく……んひぃぃぃっ!?」
頭の中で、バチバチと何かが弾ける。
(やだやだやだ!だめ、にげなきゃ、からだ、うごかなっ……)
意思とは裏腹に、強靭な触手に宙吊りにされた状態では、少女の力ではもはや逃げることは叶わない。
少女の秘所に捻じ込まれた触手が脈打ち、なおも白濁した液体を注ぎ込む。
乳房からは、彼女の肉体の苗床としての準備が整った証である母乳が染み出してきた。
(だ、め……もう、あたま……まわらな……)
迷宮の暗闇に、水音と少女の嬌声だけが響き、消えていく。
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