野外全裸召喚獣コンビ+その後
by くろろーむん
2枚目:赤裸々の姿を掲載される二匹
3枚目:ファンに応える二匹
4枚目:補足資料
何事も、緊急時こそ、焦らず手順を踏んで事を行うべきである
そのことを焦ると忘れがちな未熟な召喚士は、度々中途半端な召喚をしてしまっていた
そして、今回も……
「何回目だよお前っ!」
青髪の水精霊が何度目にもなる怒りを召喚士にぶつける。隣の銀髪の竜人はもう半ば慣れてあきれ気味だ
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「……今、街に魔物の群れが向かって?耐えられそうにないから助けたい?」
召喚士は未熟だが素質はある。大抵の魔物を倒せる彼女たちを召喚できるほどに。
「……相変わらずお人よしですね、仕事でもないのに」
竜人はあきれつつも、その顔は柔らかい。この人の良さが失敗続きの彼に愛想をつかさない理由だ
「戦うのはいいけど、この姿はまずいだろ……」
水精霊が顔を赤くしながら口を開く。
「……私はしょうがないならいいですけど」
「お、おい!」
竜人の承諾に、水精霊が突っ込みを入れる。
「帰還と再召喚には3時間ほどかかりますし、その間に街が潰れてしまいます」
「代わりに俺たちの尊厳が潰れるわ!」
「召喚獣は?服着なくても犯罪にはなりませんし?」
「そういう問題じゃない!……お前が人前で気持ち良くなりたいだけだろ!?」
「い!?いーやあ???」
カーン!!カーン!!
二匹の討論を街からの鐘の音が遮る。「魔物出現・避難」を伝える音だ
刹那、召喚士が素早い土下座をした。
未熟な自分のせいで恥をかかせてすまないが、それでも街を救いたい……と二匹に懇願する
「……ああもう、しょうがねえな!召喚士が頭を下げるな、行くぞ!」
「……♥」
水精霊がやけくそ気味に答えながら、竜人が何かに期待した目をしながら、街中へ救援に向かった
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一糸まとわぬ少女の姿をした召喚獣と召喚士は大活躍。
一躍街の英雄となり、戻れるようになるまで延々と取材を受けることとなった
……そして、濃ゆいファンが彼女達についた
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