褐色ボーイッシュな幼馴染⑲ 貞藤くんとの一週間(金)3
by 雨之
それから陽が沈むまで貞藤くんは七回も出した。本当に七回も出すなんてびっくりだよ。それをわたしは全部、中で受けとめた。
ただでさえガリガリなのに貞藤くんは精魂尽きてゲッソリとしおしおの干し椎茸みたいになってたけど…
最後の記念にとその日穿いていたパンツをせがまれた。
1日の汗とかエッチな染みとかいろいろ染みついているだろうに…以前、『くさそう』とかって失礼なコト言ったこと覚えとるぞ!まったく…そのわりにはそんな物欲しがるなんてホントにわたしの周りには変態しかいないのかよ!……まぁわたしも人のこと言えないんですけど…
普通に恥ずかしいから嫌がったけど『露出趣味ならノーパンで帰っても平気なんじゃないの?』って言われた。そういう問題じゃないんだけどな…
しつこくせがむし、わたしも疲れて早く帰りたかったからしょうがなくパンツを渡した。うぅ…わたしのこと粘れば何でも言うこと聞く押しに弱い子だと思って舐めとるな?おのれ…まぁもう会うことはないだろうしね!
最後に使っていた机周辺を掃除してから帰ると貞藤くんが言い出した。…たしかにお互いの汗やら愛液やら精子が机や床にも垂れ落ちててむわっと淫臭が臭い立つ。特に机の上は寝そべっていたわたしの汗でぐっしょぐっしょだ。わたしも手伝おうとしたけど『一人で平気。もう外も暗いから早く帰りなよ。それになんのお礼もできないからね。これくらいはさ…』と言ってわたしを先に帰してくれた。そういうとこけっこう律儀なんだ…お言葉に甘えて掃除を貞藤くんに任せてわたしはそのままノーパンで帰った。
夏のもうすっかり陽が暮れて暗くなった通学路を素足履きで踵を踏みならしたローファーを引きずる様にして歩く。日中より幾分マシだけど依然として歩くだけで汗が滲んでくる気温の中、時折夜風が汗で張り付いたブラウスや汗まみれの脚を撫でてくるのが心地いい。スカートの中を吹き通ると一瞬ヒヤッとするけど…み…見えてないよね?もう暗いしヘーキヘーキ♪ノーパンで外を歩くこと自体はそこまで問題じゃあないんだけどな…さっきから股から汗より熱い自分以外の体液が滴り落ちてくるのが気になる。ノーパンはスカートがあるからわからないとしても剥き出しの素足を伝う液体は隠し様がない!なんか漏らしてる様に見えてるかもしれない…!!焦ったわたしは気持ち足早になった。歩幅を広げるとそれだけこぼれる量も増えるけど仕方ない…歩くたび垂れ落ちてくる貞藤くんの精子が太ももからふくらはぎ、素足履きの足へと伝うのを感じながらわたしは家路を急いだ…
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