めいじvsラタバン(Lv.2)
by 時計屋さん
森に入っためいじは、森の商人ラタバンに出会いました。
枝葉が陽を遮り、昼なお薄暗い森林には、他の場所より強い魔物が潜んでいるもの。
ですが、このラタバンは性格もおとなしく、戦闘力もほとんどありません。
「新米冒険家の相手は、平野のグーム、森のラタバン」と称されるような弱い魔物です。
しかし、グームと違い、ラタバンは人間を見かけても逃げることはしません。
第六感に優れた虫族の魔物であるラタバンは、相手の敵意をすばやく感じ取ることができます。
そして、敵意のない相手には彼ら流の「取引」を持ちかけます。
これが彼らが森の商人と呼ばれる所以なのです。
たいていの場合、ラタバンは自分が吐き出す良質な糸と引き換えに、人間が持つ様々な道具や食べ物を求めます。
ラタバンの糸はラタバン布に加工され、市場や服飾店を介して、一般家庭に広く流通しています。
そのため、商人の中にはラタバンとの取引を専門に扱う者までいるほどです。
もはや人間の良き隣人と言ってもいいラタバンですが、しかし、彼らもれっきとした魔物です。
取引相手が彼ら好みの女性の場合、彼らは自分たちの食料である選りすぐりの果物を差し出します。
そうして求める対価は…言うまでもありませんね。
とはいえ、果物と引き換えにラタバンに身体を差し出す人間はまずいないでしょう。
…一部の変わり者を除いて。
めいじが出会った3匹のラタバンたちは、一目でめいじを気に入ったようです。
どこから持ってくるのか、みずみずしい果物をめいじの前に並べ終わると、ラタバンたちはお辞儀するように、めいじに向かって首を振り出しました。
どうやらめいじの値段は、リングル3個、ペアー2個、オルレ1個、ウンス1個に決まったようです。
それを待っていたかのように、めいじは彼らと同じ動作で首を振って見せました…交渉成立です!
やわらかな枯葉の上に身体を横たえると、一匹のラタバンが正対するように寝そべります。
第五体節からにゅっと伸びた、魔族の印である男根が、待ちきれないとでも言うようにピクピク震えています。
しかし、彼らからはなにもしません。
それもそのはず、彼らは対価を払ってめいじを「買った」のですから、奉仕するのはあくまでもめいじの役目です。
もう何度したかもわからないこの取引。そのあたりはめいじも心得ています。
横になったラタバンに身体を摺り寄せ、その怒張を自分のぬかるみに宛がいます。
擦り付けるように腰を動かし、侵入してくる異形の男根を受け入れ、めいじは熱い吐息を漏らしました。
目の前にある硬い毛の生えたアゴに、むしゃぶりつくような熱いベーゼを交わし、舌を這わせながら、ねちっこく腰を使います。
目の前の「男性」を満足させるためだけに、全神経を集中し、傾けます。
やがて、耐えられなくなったラタバンは、ゼリー状の精泡をめいじの膣内に吐き出しました。
びゅくん、びゅく、びゅく、びゅっ、びゅっ…
膣腔を満たし、子宮内まで容赦なく蹂躙するその感覚に、めいじもまた絶頂しました。
ですが休んでいる暇はありません。ラタバンはまだ2匹いるのですから。
彼ら全員が満足するまで、休むことなく奉仕すること。
それが対価を受け取り、契約を結んだめいじの負った責務なのです。
膣内射精しされた精泡を膣口からだらしなく撒き散らしながら、めいじは周りを取り巻いているラタバンの一匹に近づいていきます。
その責務を全うするために…。
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