科学探偵団 マドンナ担当のおんなのこ その4
by もっさうめし
「サトルくん…。」
「痛かったよね、でももう大丈夫だから。」
いたわりが心にしみる。
「ありがとう。」
「いきなり突っ込むなんてひどいよね。これからぼくが気持ちよくしてあげる。」
「え、何を言ってるの。」
「つまりはこういうこと。」
わたしのできたばかりの傷口に舌を差し込む。
「やだぁ!もうやめてえぇ!」
「ちぇっ、たけしのまで味見しなきゃなんないなんて、ついてないなぁ。」
「いたい!いたいの。さわらないで!」
傷口に舌が当たるたび、痛みが走る。
「すこしがまんしててね、すぐに良くなってくるから。」
「やだぁ、もうやめてよぅ。」
舌が後ろから前に動いたとき、背中に電流が走った。
「ひゃぅ!」
「見つけた。ここだね。」
「うう、いやぁ。」
口からは拒否の言葉がでてしまったけど、頭が気持ちよさを求め始めていた。
「うそが下手だねひろ子ちゃん。」
サトルくんはわざと執拗に舌を動かす。
「これはぼくのつばじゃないよ。」
そして、わたしのなかからあふれだした粘液を音をたててすする。
わたしは痛さときもちよさとはずかしさで声も出なくなっていた。
「ひろ子ちゃんは感じやすいんだね。あ、それとも、いじめられるのが好きなのかな?」
わたしは舌の動きで引き起こされる感覚に支配される。
「あはは、おまめもこんなにふくらましちゃって。」
その場所に唇がふれ、吸い上げられる。
「ああああああああああああああ!」
わたしはサトルくんの頭をおさえつけながら、絶頂に達した。
:
「ひろ子ちゃんがこんなにエッチな子だとは知らなかったよ。」
「ちがう…。」
自分の中の声が問いかける。鏡の中のあの子が。
(本当にちがうの?ほんとのあなたはどうなの?)
「ううん違わないの。わたし、エッチなの。おねがいもっと…、して。」
「もちろんさ!ぼくのキンタマが空になるまでしちゃうよ!」
わたしの二回目。
なめらかにそしてやさしく入り込んでくるサトルくん。
「好きだよ。ひろ子ちゃん。」
ああ、ずっとわたしのことを好きだってわかってたのに。
どうしてサトルくんにわたしのはじめてあげられなかったのかな。
涙が止まらない。
「大丈夫?痛い?」
「ううん平気。わたしもすきよ、サトルくん。」
わたしの中でサトルくんがさらに硬く大きくなったのが分かった。
「痛っ!」
「ごめん、がまんしてね。」
ゆっくりと動き出す。
粘膜がいやらしい音をたてる。
傷口がすれる痛みもいまは快感をひきたてる。
わたしはさっきの絶頂を引継ぎ、すぐに快感の渦のなかに落ち込んだ。
「ああ、ひろ子ちゃんの中に吸い込まれる!」
「サトルくん、キス、しよ。」
せめて、わたしのファーストキスはサトルくんにあげたかった。
また、一段とおおきくなるサトルくん。
くちびるとくちびる。舌と舌。
上と下とで粘膜を重ねあいながら、サトルくんはわたしの中に熱いものをほとばしらせた。
唇を離す。
「あは!あっつーい!あっつーいのがいっぱい出てる!わかるよサトルくん!」
:
サトルくんが離れる。
わたしの中からサトルくんの精液があふれ出す。
「いっぱいでたね。」
「まだまだこれからだよ。」
サトルくんはわたしを立ちあがらせると後ろからわたしをつらぬいた。
わたしはサトルくんのするがままにまかせて快感に身をゆだねた。
:
「ぼくの出る幕はなさそうですね。」
「止めてこようか?」
「いえいえ、今更ぼくが出て行ってもね。それにぼくにも試したいことがあるんで。」
「ふーん、なにかしら。」
「ミーム、協力してくれますか?」
「いいわよ、あたしになんでもまかせて!」
「それじゃあ…。」
<つづく>
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