デカパイ菫子
by ウラ方漫研ナイト倶楽部
「えっ、ちょっ、重ッ!?」
踏み出そうとした菫子がバランスを崩して大きく仰け反る。
身にまとうのはありふれたスクール水着のみである筈が、予期しなかった大質量を胸元に感じて慌てて抱き留める。ぼにゅん。マシュマロよりも柔らかく、家猫よりも重たいそれは、紛れもなく自分の体の一部だった。
「う、嘘…何これッ」
女子〇生の細腕から溢れるようにしてはみ出す双子山。
宇佐見菫子は存在しない筈の乳房姉妹を揉みしだいて検める。
「ふっ、くぅ❤」
電流のように体内を駆ける刺激は普段の女性的自慰において感じる乳首と乳房の快感と同一だ。いや、官能は平時の数倍はある。まこと奇妙なことに、サイズアップに正比例して性感も強化されているらしかった。不用意な接触がトリガーとなり、巨乳化女子〇生は大量の脳内麻薬で理性を融解させてしまった。
「あ”っ❤あぐぅッ❤」
その場に前のめりに倒れ込む。母性の塊がべちゃりと地面に叩きつけられた。乳房が地に触れる衝撃が菫子の快感回路を更に苦しめた。
「いッ、あぁぁッ❤」
空に突き出した尻がびくん、びくんと痙攣する。
不随意な尻文字ダンスは女体に備わった本能的アクメバイブレーション。
股座はトロトロと愛の蜜を垂れ流し自慰の多幸を臭気として振り撒いていた。
「おやまぁ、大丈夫ですか菫子さん」
何処からともなく現れたのはドレミー・スイート。
はんなりとした微笑を見て菫子は全てを理解した。そうか、これは夢だ。
「ど、ドレミーさん。助け…いひぃッ❤」
未だ絶頂の余韻から抜けきれずナメクジのように地を這いずれば、擦れた乳首が次々と痺れるエクスタシーを増産し、SOSを中断させた。
しゃがみ込んだドレミーは頬を人差し指で支える仕草でデカパイ菫子を呑気に観察していた。
「でっかいですねぇ。J…いや、Kカップくらいかしら?」
立ってられない訳だ。Kカップともなれば両乳合わせて6.2kg。菫子の頭部より一回りも重たい。
カップ数を聞かされるだけでも眩暈を起す。
「良かったですね菫子さん。これで男子にモテますよ」
「も、モテ…はぁ!?」
哀願に手向けられた予想外の回答は困窮する菫子にとって皮肉にも等しかった。
何か非難の一つも返さねばと頭を掻きまわすが空転する思考は意味のある言葉を紡げなかった。
ドレミーが舌で唇を舐める。焦燥する愛玩生物をご機嫌に鑑賞し、頬を上気させた。
「私も触ってみていいかしら」
「へっ?」
冷や汗が凍り付く。
白魚の手が伸び、少女には過ぎたるKカップへ掴みかかる。
「ま、待って待ってドレミーさん今は…ひぃぃぃッ❤」
悪夢の被害者は、喜色ばんだ悲鳴を上げ、終わらない愛撫の法悦へと沈んでいった。
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