2つの能力
by ゆあ
俺には生まれつき、つまり先天的に2つの能力が備わっていた。
1つ目はリムーブ、対象の持ち物(着用品も含む)を任意の位置に移動させる能力だ(但し自分から5m以内の対象に限る)
2つ目はリターン、リムーブで移動した物を元の座標に戻す能力だ。
自分の欲求を満たすための悪戯にしか使えないこの能力、不要かもしれないが、先日の出来事を踏まえながら、使用例をお伝えしよう。
とある日、俺は友達の女子生徒に絵描きの資料が欲しい、とモデルを依頼したところ、困惑しながらも引き受けてくれた。
勿論、これは戯言に過ぎない。
「こんな感じでいいかな?あ、オーバーパンツは穿いたままでもいい?」
「OK、あくまでポーズの資料が欲しいだけだから」
そして俺は女子を見上げるようにしゃがみ込む。
視界に入るスカートの中のアンスコ、まずはこれを女子に気付かれない位置に"リムーブ"だ。
すると、アンスコは消え白い下着が現れた。つまり成功を意味する。
本人がこの状況に違和感を覚えたら能力行使はここまでだが、特に気付いた様子も無いようだ。
友達に対し、これ以上は強い罪悪感に苛まれるが、欲求を満たす糧となってもらう。
続いて先程と同じ手順でパンツをリムーブする。
すると、パンツが消え彼女の秘部が露になる。
未だ違和感を覚えていないであろう彼女に「撮影していいか」と提案すると、「悪用しなければ」という条件の下、許諾を得られた。
股間に熱を帯びつつも、至って冷静に事を済ませる。
そして、彼女に気付かれる前に元の状態に戻さなければならない。
すなわち先程とは逆の手順で能力を行使すればいいのだ。
そこで、2つ目の能力"リターン"で、リムーブした衣類を戻す。
迅速に正確に顔色を変えず、全ての作業を済ませ、彼女にお礼を伝えてその場を後にした。
右手に握られたパンツと共に。
今回の目的は2つ。
1つ目は、彼女の秘部を撮影する事。
2つ目は、彼女が穿いていたパンツを手に入れる事。
最後、俺がリターンした衣類はアンスコのみだった。
彼女は今頃違和感を覚えているかもしれない。
友人に対し、不義理を働いてしまい、心から申し訳なく思う。
2つの戦利品は俺個人が楽しむだけに留め、彼女のバースデーには全力を以って応える事としよう。
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