ちいさなメイドのおんなのこ

by もっさうめし

学院内には俺しか男はいない。
言わばハーレムってやつだ。
若い娘のあられもない姿を除くことができるから、あんな女の下でも雇われコックを続けていられる。

俺は一度でいいから「レディー」ってやつを味わいたい。
生徒に手をだすのはご法度だ。だから見るだけで我慢してきた。
だが、チャンスは突然やってきた。

ダイやモンドプリンセス。
こいつが落っこちてきやがったんだ。

：

夜の屋根裏部屋。
音をたてずに歩くがギシギシ鳴っちまう。
。
ドアが開く。
しまった。
「ジェームスさん、何をされているんですか？」
まだ寝ていなかったらしい。
出てきたのは…ベッキーか。
今日はこいつでいいか。

素早くベッキーの部屋に入り、ドアを閉じる。
「夜の衛生検査にきたんだよ。」
適当な用事をでっちあげる。
「いますぐ調べるから。クビになりたくないなら服を脱ぎな。」

ベッキーはあきらめた顔で服を脱ぎながら言った。
「わかりました。でも、ひとつお願いがあります。」
「なんだ？」
「わたしはどうなってもいいから、お陽様には手を出さないでください。でないと院長先生に言いつけますです。」
こいつは全部分かったうえで交換条件を出してきやがった。

あの女に知られるのはまずい。
俺は交換条件をのむことにした。

そして、俺の計画を邪魔したこの娘を一晩中めちゃくちゃにしてやることにした。