寄生触手に気付けなかったシウリルちゃん
by ほししも
「──っ……♡」
魔力燭台が照らす岩壁に一人の探索者の押し殺した声が木霊する。
ここはETD(エロトラップダンジョン)内に点在するセーフティゾーン──探索者たちには中継拠点とも呼ばれるエリアだ。探索者たちの結界維持と補給によって確保されるこのエリアにはETDの魔の手が届かず、探索で消耗した心身を休めるにはこれ以上ない環境であるはずなのだが。
しゅる、にゅるる。粘液で艶めかしく照る触手が少女の白い太腿を這い、締める。
ちゅるちゅる、じゅる。愛液をとぷりと吐く花唇と陰核が弄ばれる。
「──っ!待って、それって──っ♡」
ぴちゅ、にゅち。無数の肉珠を纏った凶悪な肉棒のつるりとした先端が、疼く蜜壺の口にあてがわれた。
警戒心が薄れていたのだ。道中で出会った淫ら極まる責めの数々とそれらによる火照り疼きと比べれば、胎の奥の微かな拍動程度を新たな脅威だとは認識できなかった。
それこそが寄生触手の戦略なのだが。
じゅぷっ♡にゅるるるぅっ♡
とちゅんっ!♡♡
「ひぅ────っ!!♡♡」
しっとりと閉じていた肉襞は無数の肉珠にぷりゅぷりゅと押し退けられ、蜜壺は一突きで子宮口までの道を明け渡す。
これまでの責めによって既に淫らに花開いていた少女は、耐えがたい性感に無抵抗の膣をきゅうと締めて絶頂した。枕代わりの外套を噛み締め唾液と涙で濡らし、淫惨な様相を呈する秘所を捧げるかのように上に突き出す。
寄生触手は密かに宿主の胎内に侵入し、母胎を淫らに準備させながら静かに成長する。成長前に魔術によって対処することは容易だが、違和感が大きくなる頃には大抵手遅れである。
胎内からの責めで宿主を行動不能に陥れた後、全力の責めで精気を貪る。満足して去った後には蹂躙され切った雌の肢体が残るのみだ。
この探索者の美しい少女はセーフティゾーンに転がり込めただけで幸運なのだが、今の彼女にはそんなこと関係ないだろう。
ぬりぬり♡くりゅくりくり♡♡
更に細かく分かれた触手が陰核に媚毒を塗りたくりながらこね回す。
にゅるるるっ♡にゅるるっ♡どちゅどちゅっどちゅんっ♡♡♡
ヒクつき締め上げる肉襞をものともせず、雄々しい肉棒が蜜壺と子宮口を責め立て続ける。
くち♡くちくちくにゅ♡
新たな触手が桃尻に潜む後ろの穴にも狙いを定める。
「ふぅーーーっっ♡♡やぁっ♡らめぇ♡♡」
「ん゛ぅ────っっ♡♡♡」
絶頂は止むことなく、少女の下半身は最早きもちいい以外の感覚を送ってこない。
優れた術士である彼女の胎内から豊富な魔素を吸って成長した触手が満足するまで、あとどれほどの責めが行われるだろうか。
とはいえセーフティゾーンでの出来事だ。これ以上の苦境に陥ることはないだろう。彼女が無事に脱出できることを祈るのみだ。
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