【被害者4】ジュナタ【転生オークの暴虐日記】
by オークポーク
「旦那様、私たちは元から毛皮に覆われています。だから服を着ているも同然で、これは正装なんです」
この手の冗談はケットシーの娼婦たちの間ではよく言われている。
他種族への奉公の仕事を請け負う種族としてケットシーは有名だが、猫そのものな容姿のせいで性的な奉仕を仕事にする者は少ない。ジュナタはその少ないケットシーの娼婦の一人だ。
ケットシーの需要は同族だけでなく好きものの人種にもある。特に冬の寒い日は彼女の毛皮のぬくもりを求めて普段は獣人を見下しているような貴族やブルジョワでさえ彼女のもとへ足を運ぶ。同性の客もかなり多かった。
父は知らず、母親を早くに亡くした彼女が生きるには身を売るしかなかったが、それが苦であるどころか天職であると気づくのにそう時間はいらなかった。抱きしめられ、欲望を受け止めるとき、彼女は幸福を感じる。特に大きな体の男に抱きしめられているとき、ジュナタは顔も知らぬ父を想うことができるのだ。
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