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2023-01-03 15:01:37 に投稿
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科学探偵団 くいしんぼう担当のおんなのこ その7

by もっさうめし

「聞いて秋子ちゃん。」
抱きしめたまま話す。
「秋子ちゃんがあきらめてくれるように…、いやぼくがあきらめるために。形ある思い出を消そうとした。」
ぼくは続ける。
「秋子ちゃんを傷つけることなく、君の前から消えるためにそれがいちばんだと思った。」
「…」
「でもそのこと自体が君にとっては、僕の裏切りだったんだね。」
「おじちゃん…。」
「その結果、君の心も体も傷つけることになってしまった。」
「…」
「だから、今日のことはぼくが責任をとる。ゆるしてくれる?」
「ゆるさないわ。」
恐ろしい返事。背筋が凍る。
彼女はにらみながら続けた。
「まだ、さっきの返事きいてないもの。」
ああ、思い出した。この表情は彼女がメガネをかける前の…。

開店初日に泣かせてしまってからも、彼女は来店してくれた。
ただ、怒った顔でメニューを見て、いつも私の顔をにらんで注文するのだった。
「秋子ちゃん、まだ怒ってるの?」
彼女ははっとして、恥ずかしそうにこう言った。
「ううん、怒ってないの。ちゃんと見ようとすると、怒ったようになっちゃうの。」

なにかをちゃんと見ようとするときの顔。
そのころからぼくの顔をちゃんと見ようとしていたんだ。
いままで気が付かないなんて…。
「君が心変わりして嫌いと言っても、大好きだ。」
その答えを聞いて彼女はぼくの頬にキスをしてくれた。

ただ、問題は終わっていない。
彼女の体の傷を見なければ。

彼女に楽な姿勢で足を開いてもらう。
太ももに付いた血を、下からアルコールをつけた脱脂綿でぬぐっていく。
鼠径部まで傷はない。
彼女のスリットの上を慎重にぬぐう。
傷は見つからない。
やはり、内側からか…。
「ごめん。恥ずかしいだろうけど、大事なところをできる限り拡げてみせてほしい。」
彼女は顔を真っ赤にしながら一生懸命に拡げていく。
ピンク色の粘膜の下方にハート形に開いた膣口が見えた。
傷は…ない。
酷いポーズだが、写真を撮る。
「ありがとう。もういいよ。」
ここまで傷はない。
おへその下についた血をぬぐう。
5㎝幅ほどの切り傷。
ワンピースを調べるとガラス片が刺さっていた。
これも写真を撮る。

…脱力。
彼女の純潔は無事だった…。
後はどうやって納得してもらうかだ。

ガラス片が残っていないことを確認して、絆創膏を張る。
彼女が僕に関わるたびに、彼女の体にも、心にも傷が増えていってしまう。

メガネがないのでよく見えないなら…。
ビデオカメラとテレビモニターを持ってきてセットする。

「ごめん。もう一度大事なところをできる限り拡げてみせてほしい。」
何をされるのか分かっていないようだが、素直に従ってくれた。。

テレビモニターに彼女の顔が映る。
「ちゃんと見える?」
「うん。」
カメラを動かして、下腹部を映し出す。
自分の大事なところをアップで見せつけられて、首筋まで赤い。
「わかる?今見えてるのが、秋子ちゃんの下の入り口。」
「やだぁ。なんで、こんなの撮るの?あたしのここヘンなの?」
「ぜんぜん。きれいな色だし、ハート型してる。」
「エッチ。」
「さっき、僕はここをさわらなかったの覚えてるよね。今からここをを綿棒でぬぐうよ。見てて。」
「あっ!やっ!」
ちっちゃなハートのまわりをやさしくなでる。
そして、綿棒を目の前に出す。
「どう?血はついてる?」
彼女も意味が分かったようだ。
「よかったぁ…。」
そしてまた、泣き出した。

これで、一つ問題は解決した…のではない。
ふりだしにもどっただけだ。
だが、今ならまだ人の道に戻れるはずだ。

とりあえずガウンを着せる。
「お風呂に入ってさっぱりしておいでよ。ぼくは洗濯しておくから。」
風呂場のまえまで連れて行く。洗濯機は風呂場の前だ。
ほかにガラスが刺さっていないかを確認して、洗濯をはじめる。

彼女はまだ、風呂場に入っていない。
「寒いからちゃんと温まるんだよ。」
声をかけて立ち去ろうとすると、突然駆け寄って背中に抱きついてきた。
「一人にしないで!あたし怖い。」
どうやら、もう引き返せないところまで来てしまっていたたようだ。
「…わかったよ。…いっしょに…入ろう。」
悪魔の高笑いが聞こえた。

-つづく-

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