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2022-12-29 12:58:05 に投稿
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科学探偵団 くいしんぼう担当のおんなのこ その6

by もっさうめし

(あたし、どうすればいいの。助けておじちゃん。)

涙をぬぐい、彼女は待っていた。
彼女のヒーローが見つけてくれるのを。
しかし、同時に恐れていた。
見つけられてしまうのを。

小走りの足音が止まる」。
「ごめん。ぼくが悪かった。」
彼女は強がって見せる。
「いまごろあやまったっておそいですぅ!あたしの初めて誰かに取られちゃ…」
元気よく言いだしたものの最後は声にならない。
言葉の意味を理解し、深呼吸を一つして質問する。
「それは秋子ちゃんが望んだの?」
「そんなわけ…。」
「わかった。とりあえず戻ろう。お医者さんに見せないといけないかも。」
上着を着せて腕に抱きかかえ走る。
彼女が甘く香っている。


あたし、お姫様抱っこされてる。
汗のにおい。こんなに寒いのに汗だくで探してくれたんだ…。

スタジオ。
もう使わないと思っていた。
暖房をいっぱいに効かせ、あたたまるまで状況を聞く。
「うしろから、もまれて、パンツ切られて…。」
「切られた?」
「これ。」
奇妙な形の布切れ。じっと見つめる。薄い黄色のシミ。
見ている部分がクロッチだと気づき、あわてて目を離す。
「突き倒されて…。倒れ込んだおしりの間にあれが入ってきて…。」
「…。」
「当たった感じはなかったけど痛くて…。」
「上着をぬいで。一番最後の姿勢をとって。」
ブラックライトで服を照らす。
「服を着ていたから裏側かな?」
ワンピースをまくる。
白いおしりがみえて驚く。
(そうだパンツはいてなかったっけ。)
ワンピースとブラウスの背中に体液。
写真を撮っておく。
「メガネは?」
「これ。」
壊れている。パンツと並べて撮る。
意を決して話す。
「これから女の子の大事なところを調べるよ。」
はっとして見つめてくる。
「今までさせたことのない恥ずかしいポーズをさせるけど、許してくれる?」
うなずく。
「... じゃあ、服を脱いで。」
見慣れたはずの姿…ではなかった。
胸に残る赤黒い手の後。
白い脚を染める赤い血。
「ごめん、ぼくが…ごめんね。」
「なんでおじちゃんがあやまるの…。あたし泣いちゃうじゃない。」
こらえられず泣き出す彼女の肩を抱きしめていた。

-つづく-

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