姉の仇に…(其之拾陸)

by 砂蛮児

姉の仇である鬼に犯され、あまつさえ母乳まで吸われる
鬼は両乳房をいっぺんに含みしのぶの上半身が浮き上がる程に吸い伸ばした
いやらしい水音を響かせながら鬼は吸引と共に掴んだ乳房を揉み
射乳を促す…迸る母乳が鬼の口内を満たし喉を鳴らしながら飲まれてゆく
普通の女であれば正気を失いそうな状況であったが、普段から鬼狩りとして
訓練を受けている…ましてや柱であるしのぶは気を失う事すらも許されず
凌辱と屈辱の中でなおも意識を保ち続けていた
一際激しい吸引の後、しのぶの乳房は濡れた栓を抜いた様にようやく解放された
しかし、それもつかの間…鬼は唐突にしのぶの唇へ口付けをしてきたのだ
それだけでなく先ほど口に含んだ母乳が口内へと流れ込んできたのだ
余りの出来事に怒りと困惑で表情がこわばるが抵抗する事も出来ず
しのぶは鬼の口移しによる自らの母乳を受け入れるしかなかった
そして、口内へ広がる母乳の甘く微かな藤の香りにしのぶは何を思うのか…