スライム

by DaikoN

とある洞窟に棲むスライムは特殊な繁殖方法を身につけていた。
本来であれば、ある程度成長した時点で自らの核を分割して増えていくため、分裂にかかる期間が長くかかってしまう。
しかし、新たに身につけた繁殖方法は非常に画期的だ。
洞窟には薬草などの草類が多く、草食動物の餌場になっていたため、その動物たちを捕らえ、苗床にするという手段を身に付けたのだ。
捕らえた生物、主に哺乳動物のメスの卵巣を犯し、未成熟の卵細胞を使い自らの核を液状化したものと合成した新核を作り出す。
犯されたメスは卵細胞を全て奪われて繁殖能力を失うが、どのみち新核が新たなスライムとして独立した後は養分として捕食される。
捕まったが最後、命は無い。
今日も捕らえられた動物、薬草を採集しにきたが足を滑らせ動けなくなっていた薬師の娘がスライムの餌食になったのだったーーー



ーー的な。
全部後付け。
噴乳差分作ったけど、シチュエーションに対して必然性がないんじゃ？とか考えてしまいボツったので最後におまけで置いておきますね。