「大空想科学探空隊」第10話『姦濫卑劣ベケスド団アジト潜入大決戦！絶体絶命のヨーコとルーガ姫』(週刊少年ジパング連載作品)
by NDB
プロローグ
20xx年
北西太平洋のラムーリア諸島に位置しタックス・ヘイヴンや銀行業で栄えるリシンラン王国。
この絶海の楽園で、ある時期から黒衣に身を包む「屍体(シタイ)」と呼ばれる怪異が目撃され始める。
怪奇じみた目撃報告の内容を信じるならばそれは「銃器の類が効かない。」「首や足を切り離し倒した個体でも翌日には再生している。」などアンデットの特徴そのものである。
更にリシンラン王国軍の一部がこの屍体との交戦を行ったとの目撃報告もあり情報が錯綜している。
現在ではこの最初の目撃談に様々な尾ヒレが付き夜道を徘徊するアンデットとして都市伝説化。
某有名ホラーゲームの舞台ともなり今ではテーマパーク始めリシンラン王国の重要な観光資源ともなっている。
リシンラン王国軍の公式調査報告書によると目撃された屍体は全てコスプレした変質者であり、これを踏まえ地元メディアでは変質者によるベケスド社の警備員に対するセクハラが問題視されている。
一方で陰謀論者の間では屍体は全てリシンラン王国を代表する古代遺跡の周辺で目撃されており、これはベケスド社が屍体を利用して古代遺跡の破壊や盗掘を行っていたのではないか？と噂されている。
何の根拠も無いベケスド社の古代遺跡盗掘疑惑まで持ち出して強引に説明しようとするアンデット徘徊説は机上の空論と考えるべきである。
尚、問題行動の多いお騒がせ王女のルーガ姫(当時18歳)やその友人である大学教職の女(当時39歳)がこの都市伝説を信じ重武装した状態でベケスド社に乱入した珍事件も過去にはあったらしい。
※登場人物※
○空賊首領Mr.ベケスド(Mr.בּוֹגֵד)
62歳。
通称
Mr.ベケスド
所属
ベケスド空賊団首領(ベケスド社CEO)
備考
本名ゼド・グレイソン(Zed Grayson)
一代でベケスド社を創業発展させた実業家。
「空賊と呼ばれた漢」「今日からあなたにも出来る叛逆者という生き方」は世界的ベストセラーにもなった。
○ルーガ・リシンラン・イナズラシジハ・エロザマス
享年
18歳
死因
腹上死(媚薬と射乳剤を打たれた事で誘発された射乳による人格排泄)
偽名
クート・グルカムイ
通称
お騒がせ王女、ルーガ姫、抜刀隊の黒雷
所属
リシンラン王国空軍探空大隊外星人部隊第13抜刀突撃隊、元リシンラン王国第七王女(現在は空賊男性との婚姻により臣籍降下)
備考
王族として特別扱いされる事を嫌い素性の怪しげな者でも簡単に入隊可能な空軍外星人部隊へ偽名と漆黒の鎧兜で男装し入隊を果たす。
そこで「抜刀隊の黒雷」の渾名の通り一人で一個大隊に匹敵する戦闘能力を有するまでの実力者となったが、探空隊をあっさり裏切り空賊に寝返った主人公に惚れていた為に空賊に抵抗せず、そのまま主人公との結婚を条件に投降するが、嫁では無く専用肉便器に堕とされ無様に処刑されるに至る。
○ヨーコ・ハイテナイノガ・レデンツ・統星(とうじょう)
享年
39歳
死因
腹上死(媚薬と射乳剤を打たれた事で誘発された射乳による人格排泄)
通称
ヨーコ博士
所属
リシンラン王立大学考古学部特任教授
備考
考古学だけでなく銃器及び危険物等に関する理系知識への造詣も深くルーガ姫に次ぐ戦闘能力を有していたが、18歳の頃にベケスド空賊団の首領ベケスドに処女レイプされたトラウマによってSEX恐怖症となって以来21年間ずっと男のチンポに触った事が無く、勿論首領ベケスド以外の精液を子宮に注いだ事は一度も無い。
その上、禁欲と摂生と鍛練を欠かさなかった為に歳の割には膣の締まりと肉体的な若々しさを一応保っている為に皮肉にも再度首領ベケスドに貞操を狙われる事となった。
空賊相手(特に首領ベケスド)に対しても無意識下の恐怖心から実力を十分に発揮出来ず首領ベケスドに再び陵辱され無様に処刑されるに至る。
○主人公(山田やる夫)
30歳
備考
童貞ヒキニートだったが30歳になって魔法使いの資質に目覚める。
観光で来ていたラムーリアビーチで偶然出会ったルーガ姫に一目惚れし魔法使いとしての才能を見出され探空隊に加わるが、アッサリ裏切り空賊と共に陵辱に加わる最低な主人公。
かなりの絶倫。
○ベケスド社(ベケスド空賊団)
社名の由来であるベケスドとはヘブライ語で反逆者を意味する。
表向きベケスド社は首領ベケスドが一代で築き上げた傭兵業、輸送業、警備業、鑑定業、建築業、医業(主に再生医療等のバイオ関連事業)、リシンラン王国及びラムーリア諸島周辺での授業料無料の私立学校経営や文化財保全活動といった慈善事業を一手に手掛ける多国籍企業だが。
実態はラムーリア諸島周辺を根城にする武装盗掘団であるベケスド空賊団のダミー企業に過ぎない。
○ベケスド空賊団戦闘員(屍体)
黒衣に身を包むベケスド空賊団の戦闘員。
特例を除き男性戦闘員は存在せず女性戦闘員のみである(※後述)。
美術品の横領や古代遺跡の違法調査や盗掘によるオーパーツ蒐集、盗掘妨害者や反ベケスド社活動家や古代遺跡に潜むクリーチャーやエイリアンの撃退・誘拐・洗脳が主な任務だが、それらのカモフラージュとして傭兵業、警備業、古物業も行う。
ゲノム編集や遺伝子操作によって不死身の肉体へと改造されており銃、刃物、爆発物によってバラバラにされても余程の事が無い限り数時間で蘇生する不死身のアンデットソルジャー。
尚、彼女らは不死身・不老の死体(即ち屍体)ではあるが不死では無いので寿命が尽きれば活動停止する。
人形をしているが極稀に半人半獣のキメラ戦闘員も存在する。
複数のジャーナリストや内部告発者によってベケスド社の生物・キメラ兵器である可能性が主張されているが、ベケスド社の情報操作によって単なるコスプレした変質者やベケスド社の守衛や警備員の誤認とされ隠蔽される事の方が多い。
空賊と言うだけあって円盤型の大型ドローンを移動手段に用いるが、目撃者が「空飛ぶ円盤を見た」と言ってもベケスド社の息の掛かったマスメディアによって単なるUFO目撃談として処理されてしまう。
主な人材は犯罪者や反ベケスド社活動家、社会信用スコアで極端な低スコアを叩き出した者を拉致し人格排泄した後に空賊団戦闘員としての洗脳を施す事で調達しているが、極稀にだが志願者も存在する。
(※)遺伝子操作時に肉体性別は完全不妊の女性(フタナリなどは可能)、性的指向は全性愛(パンセクシュアル、pansexual)に統一されており、これは空賊戦闘員に必要なありとあらゆる性的拷問スキルを身に付けつつも性犯罪者イメージを抱かれ難い女性を隠れ蓑にして性犯罪を行う為であり、男性の場合は入団時に強制的に女性化性転換手術が施される。
遺跡深部に棲息する強力なクリーチャーやエイリアンの遺伝子情報を獲得する為に入団洗脳時に乳や肛門から排泄された人格スライムを再び子宮に戻して妊娠能力と人格を取り戻したハニートラップ要員も存在するが非常に稀なケースである。
ちなみにハニートラップ要員の妊娠出産したクリーチャーの嬰児はベケスド社の無人ドローンによって回収される。
また雑魚クリーチャーやエイリアンに不覚を取りクリーチャー専用肉便器オナホとしてのリタイヤ生活を送る者も多いが、彼女達の多くはプライドが高い為に現実を受け入れられず自分はクリーチャーとの交配実験を行っているのだと主張している。
しかしクリーチャーやエイリアンの精液には麻薬成分が大量に含有しており彼女達とクリーチャーとの交配実験が終わる気配は無い。
○あとがき
どうも、「大空想科学探空隊」原作者の✕✕✕✕✕です。
まず、読者の皆様にはこんなマイナー同人誌をお買い上げ下さりありがとうございます。
大空想科学探空隊は週刊少年ジパングアンケート人気も振るわず最下位。
その結果連載10週打ち切りという非常に残念な結果となってしまい連載当時の私の力不足を心底痛感しております。
早いものであれからもう1年です。
今更ですが読者の皆様へのせめてもの償いと言っては何ですが、この度、同人誌の形で大空想科学探空隊の続編を執筆する機会を頂く事となりました。
打切後はショックで放心状態だった私を公衆便所で中出し強姦した縁で知り合った今の夫。
当時はニートで私の大ファンのストーカーでした。
そんな彼のアイディアで本続編では最もファン人気が高かったヒロインのヨーコとルーガ姫を潜在的なレイプ願望のある肉便器オナホにする事に決定しました。
このプロットを最初に聞かされた時はかなり躊躇しましたが、連載当時の私には全く思い付きもしない斬新な発想でもありました。
しかし同人誌の盛況ぶり大幅増刷を見るにつけ連載当時の大空想科学探空隊に圧倒的に足りなかったものはエロスなのだと思い知りました。
正に目から鱗の思いです。
連載を支えて下さった週刊少年ジパング編集部関係各位の皆様にも心から感謝の意を表します。
特に担当編集者の✕✕氏は涙を流しこの同人誌をいたく気に入って下さいました。
