優等生の素顔
by 永松平蔵
むせ返る様な熱気と湿度。
男と女の汗に性臭が含まれる室内。
男三人が身支度をしている中、裸でぐったりと横たわる一人の女生徒。頬や身体は上気して紅く、激しい情交が行われていた事を物語っている。
「ふぅ、良かったぜぇ~。ほら、今日のバイト代だ」
男の一人が煙草を吸いながら金を彼女の脇へと放り投げる。彼女は気怠そうにただ眺めるだけ。
「しかし、世も末だよなぁ、あの名門お嬢様学校の優等生がこんな所で知らない親爺に抱かれてるとはなぁ」
「はっはっはっ、違いねぇ。しかも二穴好きで輪姦わされるのが好きな変態ドM雌豚とはなぁ」
下卑た笑を上げながら背広を着る男達。彼等の薬指には指輪。脂ぎった親爺達の表情はどこかスッキリとしている。
「今度は7~8人、連れてくるからよ。もっと稼がせてやるぜ。あばよ」
バタンと部屋のドアが閉まる。
(…あ、そろそろ帰らないと。今日の塾は九時までだったのよね…)
この作者のDL同人作品
おすすめのDL同人作品
同人作品PR