ハツシオ(ロリ)の手コキ

by 永松平蔵

二人が思い出の場所へ行っていた頃。
今よりも身体が弱かったシオリは、ランドソルで名医と言われている「先生」の診療を受けていた。

処方される薬草のおかげか、調子の良い日も増えてきたが、安定しない日々。

シオリは信頼する「先生」に、もっと”強い治療”をお願いした。



「んー…シオリちゃんだけだと、難しい治療なんだよね」

清潔な白衣を着てはいるが、脂ぎったガマの様な顔、時折見せるネットリとしたイヤラしい視線。
名医で信頼もしているが、シオリにとっては少し苦手な人間だ。

「そう…ですか…」

残念そうなシオリを見て、困った様に薄くなった頭を掻く「先生」。
チラリと太ももに視線を感じ、思わず手で隠すシオリ。

「あー…コホン。そうだ。いつも付き添いで来ているお姉さん居るでしょ？」

「お姉ちゃん？…一緒に来てもらってます…けど」

「そう。この治療には、そのお姉ちゃんの協力も必要なんだよね」

「そう…ですか…」

お姉ちゃんに迷惑をかけたくない…。
シオリは諦めようと、肩を落とした。

「よし、待合室に居るお姉ちゃんをここへ呼ぼう」

「え…ちょっと…」

シオリの言葉を遮り、看護師に姉を呼ぶ様に指示を出す「先生」。

直ぐにハツネが診察室に入って来た。

「失礼します。先生、シオリンに何か悪い事でも見つかりましたか？」
入って来るなり、妹の心配をするハツネ。
シオリより発育が進み、胸がふっくらと肉感が着実に女性になってきている様だ。

「あ、いや。悪いものが見つかった訳ではないのだが…」

手短に事情を説明すると。

「やります！」

ハツネは即答した。

「え…でも。お姉ちゃんに迷惑…」
「違うよ、シオリン。私がシオリンの為に、力になりたいの」

「お姉ちゃん…」

二人が見つめ合う。
姉妹愛が微笑ましい。


「それじゃあ、準備もあるから。今夜、二人で来るように。親御さんには泊まりになるから許可を取って来てね」

「「はい」」

ハツネとシオリは仲良く手を繋いで診察室を出ていく。
そんな彼女達のお尻を眺め、「先生」はイヤらしく微笑んだ。



夜。
親には心配されたが、ハツネの強引な説明で、二人は「先生」の元にやって来た。

薄暗い診療所から、「先生」が顔を出す。
さながら妖怪の様な顔に、思わず小さな悲鳴を上げる二人。

「あぁ、ごめんごめん。それじゃあ、治療を始めようか。こっちに来て」

案内されるままに、診療所の地下室へと向かった。



「あの…先生、これって本当に治療なんですか…？」

地下施設は、石造。まるで牢屋の様な閉塞的な空間。
そこに大きなベッドと豪華な天蓋。
知識のない彼女達には不気味でしかないが、まるでSMラブホテルの様な造りである。

「先生」は尤もらしい説明をし。促されるままに二人は裸になった。


「…お姉ちゃん…。恥ずかしいし、怖いよ…」
「シオリン…」
裸の二人が不安そうに抱き合う。

その美しい姿に神々しさを感じるが、同時に。
それをこれから汚す醜き自分を俯瞰し、倒錯した興奮を覚える異常者である「先生」。
自らの欲望を抑え、努めて優しい「先生」を演じる。

「大丈夫。ハツネちゃんもシオリちゃんも、安心して」

二人を宥めながらやや興奮気味に、「先生」も服を脱ぐ。
彼女達の成熟してない裸を見て硬くなった肉棒が天を突く。
包茎の勃起したソレは、先端がジンワリ湿っている。

その禍々しさに、思わず小さな悲鳴を上げ、息を呑む。
風呂で見ていた父のそれとは大きく異なる、異形のモノに、二人は釘付けになった。


「良いかい？男の人のコレからお薬が出て来るんだ」

「え？本当？」

「それじゃあ、お父さんに…」

「他の男の人じゃダメなんだ。先生はね、特殊な薬草を摂取してるから、ココからシオリちゃんのお薬が出てくるんだ」

「えー…」

「…どうやったら出るの？」

訝しむシオリに対し、ハツネは積極的に「先生」に近づく。

「大丈夫、二人で力を合わせれば、簡単だよ。先生が教えてあげるから」

(イラスト1)

肉棒に恐る恐る近づく二人。
ゾクゾクする背徳感に、さらに興奮する「先生」。
肉棒は更にギンギンに勃起し、先端から亀頭が顔を出す。

(イラスト2)

「先生」の指示通りに、二人は肉棒に手を這わせる。

別の生き物。
さながらクリーチャーの様な、醜く凶悪なソレ。
ハツネは若干引き気味に触れ。
対してシオリはソレに興味深く触れる。

不慣れで柔らかい感触、微弱な刺激に、二人を抱き寄せる手に力がこもる。

(イラスト3)

包茎の皮に恐る恐る触れ。
ぎこちなく、ゆっくりと皮をむくシオリ。

(イラスト)

完全に剥けた亀頭から、チーズの様な、イカの様な、ツンと鼻を突く生臭さが放出される。

(イラスト)


臭いのに、病み付きになる臭い。
成熟していない彼女達の、女の部分が無自覚に反応している様だ。

彼女達の変化に、「先生」は上り詰めていく。

(この日の為に、一週間溜めたんだ。この辺で一発出さないと、イカンな)

「あぁ、良いねぇ。二人ともぉ」
「ほら、ハツネちゃん、ここにたくさん溜まってるんだぁ」
「シオリちゃん、そうそう、亀頭をもっとゴシゴシしてぇ」

やや上ずった声で、興奮を抑えられず、彼女達に甘える「先生」。

それに答える彼女達も、初めての性的興奮と肉棒から発せられる臭いに酔っていく。

(イラスト)

「あ〜…そろそろ」

「え、お薬出るの？」

「うん、出そう。あー…出る。シオリちゃん」

「は、はい…」

「あー…あー…、出る、出る。シオリちゃん、身体に、薬かけるから…ね」

「お、お願い…します」

「あー…出る！！…シオリ…ぃ！！！！」

(イラスト7)

イった瞬間こそ、勢い良く噴き出したものの。
ドクドクと。
ドロドロと。
溢れ出す、といった表現が正しいように、精液が押し出されていく。

溜め込んだ精液は、まだ一割程度しか出ていない感覚。

イったばかりなのに、全く萎える事も、満足感もまだ無い。

(イラスト8)

初めて射精を目の当たりにした二人は、少しずつ恐怖が薄れてきた様だ。


夜は長い。


二人が肉棒に馴れるまで、じっくりと。

今日の所は”外服薬”として徹底的に。。

(イラスト9)

次回までには、”内服薬”に移行したい…。

焦らず、ゆっくりと…。

自ら言い聞かせる様に、欲望を抑えながら。

「先生」は淫楽に笑った。