IFの世界線2
by びんかんargento
相方のために、退魔師の男にその身を差し出し好きに弄ばれる日々を送る初夏。何度も何度も穢され望まない快楽に乱れさせられる。そのたびに嫌悪を覚えているのだが、同時に体は男の虜になっていく感覚が確実に生まれていることを感じてしまっていた。
このまま好き放題され続ければ、望む望まないにしろいずれ手篭めにされてしまいかねない。それだけは避けたいという思いから、初夏は男によって犯されながらも力を蓄え続け、寝静まったその日に脅迫を決行する。
自分たちを解放すると確約させる。それだけ。賛同すれば見逃すつもりではあるが、もし拒絶をするのなら自分の手を汚すことだって厭うつもりはなかった。
男からの返事は、当然の要求の拒否。であるならばと、人間を手に掛けることに一瞬の躊躇を感じながらもすぐさま振り払い、燃やし尽くすために力をふるおうとして──
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