絞られる
by 朝日ひぐれ
今はもう廃れた大昔の城の跡に化け物が住み着いたらしい。
興味本位で見に行ってみると、城跡は城と呼べるような面影はなく崩れた壁があるだけだった。
壁しかないと言っても、相応に広いもので城であることを意識させされる。
しばらく進むと開けた場所に出た。
人がいた。女の子だ。
玉座のようなものに座っている。
近寄っていくと女の子が話しかけてきた。
「どうしたの?こんなところに」
少女めいた見た目とは違って落ち着いて妙に色気のある声だった。
「化け物が出るらしくってね、見に来たんだ」
「ふーん」
次の瞬間、体が動かなくなった。
「まあ、そんなことどうでもいいんだけど」
抵抗することもできず、そのまま押し倒される。
「セックスしてあげる♡」
それが最後の夜になった。
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