雌が雌として雌でいられる場所

by ぺこん

晩婚化または未婚化の進む██国の少子高齢化における生産性と経済の著しい低下に伴い
同国政府は████年に██歳から██歳までの同国籍を持つ健常な未婚女性を対象とする生殖と出産そして育成を援助する
機関を設けた。ただしこの援助をすべて受けられる為には当該施設にて"保護"される必要がある


-繁殖母体番号 "26"-

19歳で施設に██。その若い身体から種付けを希望する男性（※1）が多く、保護されてから僅か12日で
70回以上の種付けが行われ妊娠、出産。母乳が出るようになると搾乳機が取り付けられ、
母乳量を増やすため大量の████接種が行い、その肥大した乳房からは１日に██リットルの母乳を出す（※2）
翌年は双子を出産し優良母体として期待されるも、そのまた翌年には妊娠中の強引な交配によって█産（※3）
これによる不妊が危惧されたため排卵誘発剤を投与し繁殖母体として継続保護されている。


※1…██国籍を持ち、精通を迎えた健常な独身男性であれば志願することで誰でも施設内で保護されている
母体への種付けを行うことができる。

※2…母乳は出産した幼体の養育施設に供給され一般の育児用品としても市販化されている。
首輪に記されたコードを用いて個体管理を行い、母乳の品質状態を精査している。

※3…█産させる原因となった交配を行った男性は［編集により削除］