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2021-05-05 02:15:57 に投稿
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AKIBA-2050_04

by ばりかん

【今回は回想回です】

俺がミーナを手に入れてそんなに経ってない頃、俺はミーナにぞっこんだった。
専門学校から帰って来てはミーナを犯し倒した。
だが実は一度、ミーナをメンテナンスに出したことがある。顎内(がくない…アゴのことだ)調整のためだ。
ミーナが言うには俺のアレが大き過ぎてフェ〇チオ出来ないと文句を言って来たのだ。

「だがなぁミーナ、フェ〇チオ無しでも俺は大丈夫だぞ?」
「いいえマスター!あたしが全力でご奉仕するためには必要な改良です!」
「んー、アレか、オ〇ンコが痛いとか?」
「違いますぅ!純粋にマスターを愉しませたいんです!あたしの喉の奥で射精したくないんですか?」
「うーん…」
「口全体でジュルジュル吸い上げますよ?オ〇ンコとまた違った快楽が待ってますよ?」
「うーん…で、いくらかかる?」
「あ!やっとその気になってくれた!嬉しぃです~♪」
「で、いくら?」
「あの、20万ほど…えへへ…。」
「高い、却下。」
「あーん!マスター、あたしフルスペックでマスターにご奉仕したいんですってばー!」

たしかに俺はフルスペック、ハイスペックに幻想を抱くクチだ。PCにメモリは最大限実装するし。
ただミーナはこの躰だ。小さくて可愛い。そしてセクサロイドだ。男の妄想の塊といっていいだろう。
ちょっとくらい苦手なことがあっても別に構わないと思ってるんだがなぁ…。

「あ、マスター!」
「どうした急に」
「今だと感謝セール期間で無料メンテナンスしてくれるそうですよ?ってバックアップ衛星が!」
「そりゃいいタイミングだな」
「行きましょう、AKIBA!久々に里帰りしたいです~。」
「AKIBAが田舎とはモダンな奴だなー。」
「えへへー、すごいでしょう?」
「まぁ無料なら行ってみてもいいか。よっしゃ、行こう。」
「はい!」

電車に乗って俺とミーナは一路AKIBAへ。
ミーナが言うにはメンテナンスは一日がかりらしい。
まぁ確かに歯医者にいくと随分と日数をかけられる。そうなるよりかは遥かにマシか。

しかしミーナはよく喋る。そして特徴的なのは事実と自分の感想をごっちゃにすることだ。
そして自分独りで盛り上がって、聞いてる俺を置いてけぼりにしてしまう。実はここも美奈にそっくりだ。
…店に行ったらここらへんも調整できるか聞いてみよう。なんだかいろいろと心が痛むから。

そして程なくして、電車はAKIBAのホームに滑り込んだ。

「わぁ!久しぶりー!マスター、あそこのお店、新しくなってますよ?」
「ああ、あまり流行ってなかったしな、仕方ないだろ。」

すると他の店から子犬型のペットロボットが出てきてミーナの脚にすり寄る。
ミーナはそれを優しく抱き上げて、頬を寄せる。その仕草に俺はドキッとする。
なんかミーナは美奈の仕草を模倣してるんじゃないか?と思えてくるのだ。
だがどうやって?美奈本人は病死してるし、さすがに俺の心までは読めないだろうし。

「うふふ、このペットロボット、可愛い~あったかい~。マスター、これ欲しいです~。」
「んー、それ結構高いんだよなぁ。さっき言ってたおまえの改造代くらいに。」
「え、そうなんですか…ゴメンネ…バイバイ…。」

そういうミーナは寂しげだ。俺はそんなところにも美奈の面影を追ってしまう。

AKIBAの北西エリアにある一件の雑居ビルの一室にミーナの『故郷』があった。
ミーナの判断で予め電話で予約をしておいたので、前よりかは待たされることなく俺たちの番がまわってきた。
部屋の奥には一風変わった工具が所狭しと置いてある。ちょっと待て、コレ全部『改良』用なのか!?
そしてその奥に白衣の老人が事務用の椅子に座っていた。
その姿を見るなり、ミーナは小走りでその老人に駆け寄った。

「プロフェッサー!お久しぶりですー!!」

『プロフェッサー』と呼ばれた老人はミーナの頭を優しく撫で、まるで実の孫のように接している。

「ふぉふぉふぉ、元気だったかの?TYPE-n」
「あたしはもう『ミーナ』という素敵なお名前を頂いてます。モニターされてないんですか?」
「セクサロイドという性質上モニターし辛くてな、お前に危険がないかはチェックしてるが…」
「ちょ、ちょっと待った。俺ってモニターされてるのか?」
「そうじゃが」
「そうですよ、マスター。それがどうかしました?」

慌てふためく俺を尻目に二人はさも当然そうに返してくる。

「個・人・情・報・は!?」
「そんなもん知らん。」
「だそうですよ、マスター?」

ミーナはこういう場面だと『プロフェッサー』の言いなりだ。倫理観もこの爺さんから学んだのか?
俺が愕然としてる横で爺さんは、

「なぁに、お前さんの絶倫ぶりなど興味ないわ、ワシはTYPE-n…ミーナのことが心配でな…。」
「孫離れ出来ない祖父みたいなものなんです。許してあげて下さい、マスター。」

ダメだ、今のミーナに一般論を説いても聞き入れてくれそうにない。もうこの話題は忘れよう…。

「ところでミーナ、今日はわざわざ電話までくれて、どうしたんじゃ?」
「あ、そうでした!プロフェッサー、あたしを改良してください!」
「システムの?」
「アゴですアゴ!あたし、マスターにフェ〇チオで満足して欲しいんです!」



「うむ、事情はよくわかった。それでははじめるかのぅ。」
「はい。あ、マスター、あの、出来れば見ないで欲しいんですが…。」
「え、なんで?俺ロボット工学の学校行ってるしアンドロイドの内部構造くらい…」
「ダメなんです!恥ずかしいというか…グロいですよ?」
「へ?」
「そこいらのアンドロイドとワシのセクサロイドを一緒にしては困るのぅ。」
「あたしの皮膚組織や粘膜の類いがアンドロイドと違うことはマスターもご存知ですよね?」
「あ、そっか。人間に近い仕様だった。」
「ええ、だから『分解』というよりは『手術』に近いそうです。」
「最近の助手も入社当日それ見て吐いて、その日のうちに辞めたしのぅ。」

うげ、それはイヤかも。
でもミーナが壊れた時にいちいちここに連れてくるのも面倒だ。後学のために…。

「見学させて下さい。」
「マスター?」
「うむ、良い心がげじゃ。人間、向学心がないとのぅ。ではミーナ、横になりなさい。」
「え、えええ?でもでも…」
「仕方ないのぅ、強制停止じゃ。」
「あうっ」
「おっと、ミーナ、大丈夫か?」

脇腹を押され、ミーナは糸の切れた操り人形のようにガックリと力を失った。

「何のことはない、インタラプトスイッチじゃ。さぁミーナをここへ。」

俺は爺さんに促されるまま、手術台の上にミーナを横たえた。

「実はミーナを大幅にいじる必要はないんじゃ。上顎のノッチを切り替えるだけでいい。」
「なぁんだ、じゃあそんなにグロく…」

ホッとしかけた俺の目の前で爺さんはメスを取り出しミーナの上顎へ…!!



吐いた…昼飯全部…。

「…あとは傷口をこのプロトプレーザーで再生させれば完了じゃ。」

爺さんは平然とミーナの傷口を修復してゆく。ああ、さっきの惨状が嘘のようだ。
しかし…

「プロトプレーザーって生体細胞にしか使えないのでは?」
「ああ、ミーナは…TYPE-nはある意味生きているのじゃよ。」
「え」
「若いの、おぬしは『バイオロイド』というのを知ってるかね?」
「学校でこの間、歴史の時間にちょっとだけ。危険個体なので全て処分されたと。」
「それは間違っとるなぁ、ミーナがバイオロイドなんじゃよ。」
「え、それって違法なのでは?」
「人間と同じ個性を持たせ、次に躰を持たせる。自然なことじゃよ?」

ああ、ダメだ。この爺さん、どっかネジがハズレてる。マッドサイエンティストってやつだ。
でもミーナを置いては行けない。この美奈そっくりの顔と性格をもつ子を…。



俺は停止したままのミーナを抱え、ほうほうの体で爺さんのビルから逃げ出した。
帰りしな、爺さんは言った。

「ミーナには毎日、新鮮な精液を与えてやらんと、彼女は生体崩壊を起こして死ぬ。」

…それが生体工学上の限界らしい。
俺は今以上に絶倫でなければならないようだ…。
帰りの電車の中で俺はミーナを再起動させるのを忘れているのに気づいた。
脇腹をゆっくり押すと、ミーナは躰をビーンと硬直させ、目覚めた。
お前はアレか、カートゥーンの中のネズミを追う青いネコか!

「あ、マスター、おはようございます。」
「ああ、びっくりした。おはよう…もう夕方だけどな。」
「す、すみません、内蔵クロノメーターがズレてるようです。」
「ああ、帰ったら調整してやるよ。」
「…はい…。」

それから、俺はミーナに精液を与える事を日課とした。
朝起きてすぐに、夕方、学校から帰って来て俺の夕食の前にも。
事情を知らないミーナはちょっと困惑気味だ。

「マスター、どうされたんです?最近激しいですよ?」
「そ、そりゃあせっかく改良したんだ、いろいろと試さないとな。」
「ふふっ、マスターのえっち♡」
「言ったなー?新鮮な俺の精液飲ましてやるー!」
「ああーん♡」

そう言いながらも、ミーナは俺の前に跪(ひざまづ)き、俺のモノを頬張る。
その一途さがたまらなく愛おしい。
そしてこの一瞬が永遠であるよう願うのだった…。

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