ホームレスおじさんと女の子
by くだB
ある街に一人の女の子が暮らしていました。
女の子は気弱な性格で、友達もおらず、学校ではいつもイジメられていました。
けれども、近所に住むおじさんがいつも遊び相手になってくれていたので、寂しくありませんでした。
おじさんも、昔は普通の学生でした。
しかし、学校で何かあったのか、家に引きこもるようになり、成人しても仕事に就くこともなく、いつも近所をぶらぶらしていました。
そんなおじさんでしたが、女の子と話すときのおじさんは優しげで、その眼は、孤独な女の子と過去の自分を重ねているようでした。
しかし、ある時からおじさんは姿を消してしまいました。
なんでも、子供に暴力を振るったせいで親から勘当され、家を追い出されたそうです。
けれども、女の子は知っていました。
おじさんが暴力を振るったのは、イジメられていた自分を助けるためだったということを。
女の子はおじさんを探しましたが、ついに見つけることはできませんでした。
そして数年後、女の子は中学生になり、遠くの学校に通うことになりました。
通学の途中、公園を通りがかると、そこに住むホームレスの中に見知った人影を見つけました。
それは、女の子が探し続けていた、あのおじさんでした。
以来、女の子は毎日のようにおじさんの元を訪れるようになりました。
女の子は、おじさんのおかげでイジメられなくなったこと、性格も見違えるように明るくなったことなどを話しました。
おじさんも、女の子の話を聞いて、救われたと、まるで過去の自分を助けることができたようだと話しました。
二人は逢瀬を重ね、自然な流れで恋人になり、そしてドイチャラブセックスをしました。
女の子とおじさんは、親子ほども年が離れていましたが、互いの心は恋人以上に繋がっていました。
二人が再開して数年後のこと、そこには仕事に向かおうとするスーツ姿のおじさんと、いってらっしゃいのキスをするお腹を大きくした女の子がおりましたとさ。
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