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2021-03-01 02:21:32 に投稿
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ほらほら、もっと出来るっしょ?

by 永松平蔵

僕はクラスの中で目立たない存在。
教室の隅でいつも本を読む。


無視されているわけでも。
ハブられてるわけでも。
勿論いじめられてるわけでも。
ない。


ただ、無駄話をする友人がいないだけ。


趣味のファンタジーとか異世界転生モノの小説を読んだり。
三国志や戦国時代の本を読んだり。
或いは、桐生操のちょっと官能的で残酷な歴史の本を読んだり。

本を読んでいる方が、よっぽど有意義だと思う。


そんな孤高の存在。
一匹狼の僕に、最近馴れ馴れしく絡んでくる女子がいる。
奇特な女子もいるものだ。
最初はそんな風に距離を置いていた。

その女子。
本好きの文学少女。
或いは百歩譲って、腐女子の方が良かったのだが。
僕とは対極に位置するような、学校でも有名なビッチでエッチなギャル。

噂曰く。
フランクに握手感覚でシテくれる女子。
童貞卒業に困ったら彼女で。
教職員も御用達の愛人系生オナホ女子。

性欲が旺盛なのは良い事だが、誰とでもヤるなんて。
そんなビッチな女子に、この孤高の童貞読書家である僕が靡くとでも?


そんなよく分からないプライドをくすぐられたせいだろうか。


ある日。
「ね、ね、私とシよう」
「…何を?」
僕はいつもの如く、微動だにせずに読んでいたページを捲る。

「決まってんじゃん。セックス」
「…」
意識を文章に戻す。今期のアニメ、果たしてこの辺りまでアニメ化するのだろうか?

「ちょ…無視?シたくないの?セックス」
「…」
このシーンは文章で書くのは簡単だけど、作画カロリー高そうだ。アニメ化ならA1-Pictures辺りが良かったのにな…。

「だって童貞でしょ?私が優しくシてあげるから」
「嫌だね。僕は君みたいなビッチとなんて」
童貞、という単語に文書を読む視線が止まった。

「あー、ひどーー。そんな事言うなんて。ただ私はみんなと仲良くしたいだけだもん」
「仲良くする?それがセックス?付き合ってもいない人とするなんて」
再び文書に目を戻した。

「…じゃ、さ。私と付き合ってよ」
「は?」
文字を読む視線が動揺で揺らぐ。読んでいた文章の前後がおかしくなった。

「付き合ってくれたら、もう他とはセックスしないよ。君だけとする」
「…いやぁ…」
変な話の流れだぞ?
そんな不穏な空気になりながら、文字を追う

「信用ない?そしたら3ヶ月!私とセックス無しで付き合ってよ。その間も一切、浮気しないから」
「だって僕としたいだけでしょ?なんでそこまで」
文章を読んではいるが、全く頭に入って来ない。

「いや…なんかさ。ピンと来ちゃったんだよね。君の見た目と雰囲気もそうなんだけど…」
フワッとシトラスの爽やか匂いが鼻をくすぐる。

「匂いもさ。すっごく好きな匂い」
耳元で色っぽく囁かれ、完全に頭が真白になった。

そんなやり取りから、強引に付き合う事になり。
僕の孤高の生活も終わりを告げた。



付き合ってしばらくは、周りの話したこともない男子から揶揄われたり。
女子からも何故か生暖かい視線を遠巻きに浴びせられたり。

若干不愉快ではあったが。

休み時間の度に僕の傍に彼女が来て、話しかけてきたり。
LINEも毎日夜遅くまでやり取りをして。
不毛で無駄な話をするのも悪くないし、彼女がいる生活も悪くないな。
と。

そんな気持ちに変化していった。



迎えた3ヶ月目。

遂に、僕と彼女が初めて結ばれる日がやってきた。


いつも通り放課後まで過ごした彼女との時間。
二人きりで帰宅する時になって彼女は突如急変した。


「…もう…我慢出来ない」

「え、あと少し、今日僕の両親遅いからって…」
「ごめん…。ちょっと来て」
そう言って、強い力で旧校舎の倉庫みたいな建物に連れ込まれた。

「ちょっと。ここでs…!?」
乙女の様に、僕は彼女に壁ドンされ、強引にキスを奪われる。
甘い味とレモンの香り。
舌が口の中に入って、僕の舌を追い回す。
唾液が絡まり、逃げ惑っていた僕の舌は直ぐに捕まって嬲られる。

「はっ…あぁ」
長時間にも感じられた数分間で、酸欠になった僕は抵抗虚しく彼女に押し倒されてしまった。

情け無くも、僕は彼女にされるがまま、愛撫をされながら脱がされていく。

「ちょ…」
ズボンに手がかかり、恥ずかしさで抵抗するも、簡単に脱がされてしまった。

「ふふ…ブリーフ派だったんだ。やっぱ可愛い」

「あ…見ないで」

恥ずかしさで一気に顔が真っ赤になるのを感じる。
男子で未だにブリーフなんて、と幾度となく揶揄われて嫌な思いもしてきたのだが。
履き慣れているこの感覚が良くて。
今では体育の日や修学旅行など特定の日だけ、ボクサーパンツにしているのだが。
今日はウチで初めてをする手筈になっていたので、事前にシャワーを浴びる事を想定して気を抜いていたのだ。


「すっごく大っきくなってるよ」


童貞の僕はすごく敏感で。
壊れた蛇口の如く、彼女が何かする度にすぐにピュッピュと精子を出してしまっていたが。
そんな僕にも彼女は優しく。

(イラスト)

僕は彼女にされるがまま。
さながら僕自身が生ディルドになったように。

何度も。何度も。

(イラスト)

彼女に犯され続けた。

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