しー…バレちゃうよ
by 永松平蔵
今日はイケる気がしていた。
テレビの星座占いでも一位だったし、朝活ソシャゲのガチャでもSSRが出た。
信号は常に青が続いて、電車だってすぐ乗れた。
だから、こんな日にこそビシッと決めたい!
そう心を決めて、僕は幼馴染に一世一代の告白をした。
でも…
「は?何言ってんの?あたし達幼馴染で姉弟みたいな関係でしょ」
同じ歳でなぜ姉みたいなニュアンスで言ってるのか抗議したい所だが、その時の僕は頭が真っ白になって何も言い返せなかった。
最悪だ…。
思えばここから運勢の流れが変わったみたいで。
授業で集中砲火的に先生に当てられ、変な回答を連発してしまい恥を晒し。
心機一転、少し奮発して良い昼食の定食を派手にひっくり返し。
挙句、体育の授業で女子達も観戦しているサッカーの試合でオウンゴールを不可抗力ながら2連続で決めてしまい、裏エースなんて不名誉な称号を付けられてしまった。
体調も悪くなってしまったので、僕は保健室に避難する事にした。
「ふぅー…」
無機質の天井を見上げ、模様をぼんやりと見つめる。
不思議と僕を嘲るクラスメイトや先生の顔に見えて来た。
自然と涙が出てきて、僕はうつ伏せになって布団を被った。
シャーッ
カーテンが突然開いて知らない女子が入って来た。
ちょっと緊張する位の美少女で可愛らしいツインテールの子。
そういえば、後輩で美少女がいるって話題になってた気がする…。
「あ、裏エース先輩だ」
「…失礼な人だな。てか、なんで知ってるんだよ」
「あw傷つきました?いや、校庭なんで。普通に授業中、窓からみんな見てましたよ、先輩の勇姿ww」
「…」
「てか、先輩。今から私とセックスしませんか?」
「は!?ど、ど、ど、どうゆう流れで??」
「ちょww先輩、童貞感丸出しwウケるww」
「いや、童貞とかそう言う問題ではなく…」
「…で?するんですか、しないんですか?」
「て…ていうか。俺、君の事知らないし」
「別に知らなくても、セックスは出来ますよ。私、今めっちゃムラムラしてるんで、チ◯ポならなんでも良いんで」
そう言うとスカートをたくし上げる、後輩と思しき女子。
「え…でも…ここで!?」
「良いの?シなくて。今逃したらずっと童貞かもよ?」
「…!」
あぁ…。
もう、今日は最悪だし、流されても良いか…。
どーせフラれたし、そもそも付き合ってもいないんだから、浮気でもなんでもないし…。
そんな自暴自棄的な気持ちを持ちつつ、既にガチガチに臨戦態勢を整えている愚息
を解放する。
「わぁ!先輩、絶対粗チンだと思ってました。意外と良いもの持ってますねぇ。超意外ww」
クッソ。このクソビッチめ!
我がこのロンギヌスで解らせてくれるわ!!
怒りに任せて挿入を試みるも、位置がわからない…。
「く…」
「先輩ww慌てすぎwww」
「ぐむ…」
「そ…もう少し下…ソコ、挿入れて」
ずぷっ…!!
「うあ…あったかい…」
「ん…結構熱くて硬い…最高…。先輩、童貞卒業おめでと」
潤んだ瞳、紅潮した頬。
ほんの数分前まで全く知らなかった女子なのに、めちゃくちゃ可愛く、愛おしく感じてしまう。
やはり所詮、恋愛感情なんてのは肉欲の延長なんだな…。
「あ…あぁぁ。気持ちよくて止まらないぃ!!」
徐々に腰使いに馴れてきて、大きくグラインドさせ、打ちつける。
ガラッ。
「失礼しまーす…」
「「!?」」
「あの…大丈夫?保健室にいるって聞いたから」
後輩女子100%だった頭が急に冷める。
ヤバい。浮気じゃないんだけど、でもなんかヤバすぎる。
「…あぁ。もう平気」
若干震えてはいたが、努めて平静な声を出した。
「…そっか」
「…!」
腰を引こうとしたら抜けないようにお尻を打ち付け、膣を締める後輩。
「あのさ…。朝の事なんだけどさ」
意地の悪い顔をしながら、腰を動かし、膣全体で射精を促す。
「…うん。……う…ヤバ…」
「ん?どしたの?」
「い、いや…なんでもない!!」
(ダメ。もう、イキそうだよ)
[イラスト]
(しー…バレちゃうよ)
「そう?本当は顔見てちゃんと言わなきゃなんだけど。恥ずかしいからここで言わせて。…告白、本当は嬉しかったんだ。でも、付き合うとかよくわかんなくて…」
(…なら一回抜かせてよ。このままだったら中に出ちゃう)
(だーめ。スゴい気持ち良いんだもん。我慢して)
背徳感に苛まれながら、愚息は耐え切れず暴発してしまった…。
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