んー…聞こえなーいw
by 永松平蔵
僕は妹のATMだ。
或いは「お兄ちゃん」と書いてルビに「お財布」みたいな感じだ。
頭が上がらない…というより言いなりに近い。
こうした力関係になってしまった理由は、もはや定かではない。
ただ、彼女のせいで僕の性癖は歪められ、調教され、身も心も彼女なしでは生きていけない身体になってしまった。
低身長のロリ巨乳でタトゥとピアス、カラコン…。
そんな女子、そうそう居ない。
僕の理想の女子像は改変され、妹以外に食指が動かなくなってしまった。
兄としてそれで良いのか?という倫理的な疑念と、男としてはある意味幸せなのではないか…という甘い思考が交錯する。
「お兄ちゃん」
妹がニヤニヤと意地の悪そうな笑みを浮かべて近づいてくる。
「!?な…なんだい?妹よ…!」
咄嗟に距離を取る僕。
「何ビクついてんの?」
「い、いや、そんな事は…!」
一気に距離を詰められた。
彼女の大きな胸がお腹に当たる。
温かくて柔らかい…。
「…お兄ちゃん、どうしても限定キャラが欲しいの」
不意に抱きつかれ、柔らかい彼女の胸が大きく歪む。
「あっ…やわらかっ……いや!!ダメだ!ダメだぞ!」
「えー…だってこのキャラ、絶対人権になるんだよーぅ性能的に。引けなかったら、今までの課金だって無駄になっちゃう」
上目遣いで甘えてくる妹。
くっっそ可愛いんですけど!?
「いやぁ…だってそうは言っても…もう今月まだ始まったばっかなのに20万課金してるし…」
すると着ていたパーカーを脱ぎ、上半身裸になる妹。
大きな胸が揺れる。
下着を着てなかったのか…。
「お兄ちゃん…お願い」
「…5万で」
…負けた。
「むー…まぁ良いや」
5万では不服なのか、少し頬を膨らませる。
そんな顔も可愛らしい…。
リビングで上半身裸の妹に膝枕をされて、たわわなおっぱいを堪能する僕。
至福の時である。
「んっ…ほっ……」
顔にのっかる胸の重みと次第に湿度を帯びたしっとりした肌に、息が出来なくなる。
甘い香り、適度な息苦しさと至高の柔らかさと温かさ。
欲望を開放しておっぱいと戯れる。
「…あ…」
おっぱいを堪能している僕を無視していた妹が突如声を発した。
「…え?」
嫌な予感がする…。
「お兄ちゃん、あと2万」
「は!?…ちょ、これ以じょうh……」
(イラスト)
おっぱいをギューッと押し付けて反論を封じる。
妹の必殺ワザだ。
「んー…聞こえなーいw ほらほら、お兄ちゃん。2万」
「んぷっ…んっ……!」
震える手で振り絞るように2万を差し出す。
「ふふ…ありがとう、お兄ちゃん。大好き」
こんな妹が僕はやっぱり大好きだ…。
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