少女の石化
by rai_h
久々に更新、以下怪文書。
「前回同様パンツも二重に穿いたし、胸にはブラと……念のために絆創膏もつけたし!これで完璧ね!」
少女が陽気な気分で準備をしてるとガサ…っと後ろから物音がした。
「!」
後ろからの気配を感じ、振り向いた瞬間にその瞬間だった。
カッ!!
気配から放たれる強烈な光を見てしまい、その直後少女の体が不気味な音をたてて身動きが取れなくなった。
ピキピキ
「なっ!……なにこれ!?」
戸惑う少女の様子に関係なくピキパキと音を立て石の浸食が進み、その身に着けていた衣服をぼろぼろと劣化させ朽ち果てながらどんどん広がっていく。
「その体つき……やはり昨夜のTVに映っていた怪盗と戦っていた女はお前か……」
「あんた、何言って」
ピキパキピキッ
軋むような細かく砕くような音とともに、上着がずるりと落ちるとその中に包まれていたブラとTバックが緩やかに崩れさり落下した。
「!?」
「なんで、なんでこんな石に……あたし裸に……」
少女が驚きと恥じらいを感じている間に男が続ける。
「クククッ、昨日の戦いでは最後まで腕やTバッグで隠しすべてを見られるのを阻止していたようだが、私の力にかかれば容易くそれらを剥がせそして裸を曝け出す」
そう言うと男は少女の尻を下から包み込むようにし優しく上下に撫でた。
少女にはもう尻に限らず下半身の感覚はなくなっていたが、さらさらと音をたてるように今尻を撫でられている実感だけは嫌でも感じ取れた。
「やめろ!あたしの体触るな!!」
少女は恥ずかしさで頭が沸騰しそうな感覚を覚えながら精一杯男に叫んだ。
「ほう、石化が始まった時点でお前はもう私の物になったというのにまだご主人様に歯向かうのか?少しお仕置きをしてやろう……」
男は急に身を乗り出し少女の背と自分の体を密着させて抱きよせてきた、そして少女の石になった胸とまだ生身の胸を同時に手で包み撫で始めた。
石の胸は相変わらずさらさらとその形を永久に変えず確かなふくらみをたたえ続けているが、生身の胸は揉まれる指の動きに合わせ変形し、そして音が鳴りそうなほどに自身の柔らかさをむにゅむにゅと形で表現し続けていた。
しばらく男が少女の両の胸を揉み触り続けているところで少女が反論するように叫んだ。
「あんたみたいなのに……あたしの体好き勝手されるの許せない……あんたなんか絶対にぶっ飛ばしてやるんだから……」
「んっ……あっ……!」
少女が懸命にこらえつつ吐き出した精一杯の男への反論も、男が執拗に行う胸の柔らかさへの独占的な渇望によって崩れ去った。
「そろそろオブジェになってもらおう……」
少女の尻や胸に十分な満足感を得た男はそう少女に言うと少女から離れ石の浸食を進めた。
ピキパキピキッ
少女には不快な音をたて、浸食は一気に生身の胸を硬い物へと支配し、先ほどまで保っていた胸の柔らかさは失われた。
頬まで浸食が進み少女の意識が薄れゆく中、少女は最後に自身がこれからどうなるのか考えたが裸を見られ触られた状態でパニックになっている頭では現在以上に何も得ることはなかった。
「安心するがいい、お前はコレクションでもなかなかの上物だ、悪いようには扱わないのを保証しよう」
男がそう言うのと同時に、少女の瞳から涙がこぼれそしてすべてが石になった。
少女が石になった直後、男が体から霧を出した。
それが少女の身に着けていた衣服が朽ちて出来た塵が合わさり不思議な渦となり始めた。
「ん!?」
男が床に注意を向けると、先ほどまで物でなく人であった少女の胸に密着し、その体温をまだ蓄えているであろうブラの欠片を見つけた。
「これもコレクションに加えるか……」
男はその欠片を拾い上げるとポケットにしまい少女の隣に立った。
すると先ほどの渦は二人を包みしばらく経って四散すると2人の姿は無くなっていた。
男は広い部屋で、手に入れたばかりの少女のオブジェの胸に、先ほどの欠片を着けたり離したりして戯れている時にベルが鳴り用事の時間になったことを思い出した。
手に持っている欠片を少女の足元にある小箱に入れた後に、男はその部屋を立ち去り扉に手をかけた。
男が振り返ると部屋の中では、先ほどの少女の他にも無数の裸の女性の石像が立ち並んでいる光景が広がり、男は満足げな表情をした後で扉を閉め施錠した。
その後廊下を歩く途中、先ほどコレクションに加えた少女の形や感触や質感を思い出し手で再現して余韻に浸る。
同時に頭の中でお気に入りのオブジェをバスルームやベッドの傍に置いて楽しむ予定などを考えなお機嫌がよくなる。
男が少女を石にし自分の物にした後、
少女の知り合いは、少女が突然行方不明になった日から懸命に捜索をしているが、今だ手がかりすらつかめずにいたが、まさか少女が石像になって同じく石化させられた数多くの全裸の女性のオブジェ達に囲まれ、その体を主人の為に捧げ続けているとは夢にも思わないであろう。
TVの明かりが強い暗がりの部屋で、あの日の怪盗と少女の戦いの映像を見つつ男は映像の少女とコレクションした少女とを見比べる、あの日と同じ尻を向けた後ろ向きの少女を隣に置きつつ愉悦に浸り、時より撫でて硬い立体感を楽しみ、あの日の一部始終の思い出と少女の生身の胸の柔らかい感触を同時に思い出すのであった。
終
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