ニジエスマートフォン版

2020-11-21 23:53:58 に投稿
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ニートの義兄とぼくのママ

by 永松平蔵

火照った身体が熱い…。

ぼぅ…と意識が朦朧として、上の空。

最近…おかしい…。
思考がまとまらず、グルグルと回っている…。

ジクジクと下半身が疼く。
もっと言うと、子宮が疼く。


何も考えられない…。


抗えない…。
抗い難い…欲望。


ツンッと鼻を突く、酸味のあるイカ臭さ。
顔を顰め、嫌な臭い…の筈なのに。
臭いの奥にある、雄の匂いを感じ取ってしまう。

私は今日も欲望に負けて。
義息の肉棒に屈してしまうのか…。

敗北感と甘美な背徳感。

「あの人も望んでいるのだから…」

最後にはそんな言い訳をして。


バツイチ子持ちを雇ってくれる所なんて、この男女平等参画が叫ばれる世の中にあっても、中々無い。
せいぜい、と言ったら悪いかもしれないが、スーパーのレジ打ちなどが主になってしまう。
でもそれだと収入的にキツい。
これまでのキャリアを捨て、結婚し、子供を育てる幸せを手に入れた代償はデカい。

そんな困窮した中、幸運にも私は再婚する事が出来た。

年は20以上離れている資産家の夫。
しかも成人している引きこもりの息子が同居していた。

プロポーズを受けた時は大きく動揺し、悩んだ。
断る事に傾きかけたが、子供の為にも、私は決断した。
生活の為、金目当てと言われても背に腹は変えられない。
歳や容姿はともかく、人間的に包容力があって、尊敬出来る男性だ。

私は実息子を説得し、彼も夫に対して尊敬の念を抱いた様で、最終的には賛成してくれた。

束の間の幸せ。


しかし。


最初のきっかけは些細な事だった。

夜の営み。
結婚に至るのだから、それなりに行為は行っていたのだが、淡白でほぼ形式的な愛の儀式。
それでも心は満たされていた、筈だったのだが。

ある時から、夫が勃たなくなってしまったのだ。

年齢的にも仕方の無い事なのだろう。
行為が出来なくても、抱き締め合い、愛を確かめるだけでも十分。
そう思っていたのだが。
したくても出来ない。
その純然たる事実が、次第に大きな重しとなり。
いつしか理性とは裏腹に、性行為を渇望する様になっていった。

よっぽど物欲しそうにしていたのだろう。
夫も努力をしてくれたが、最終的には諦めた様に提案した。

「他所の男に君を抱かせるのは、私には耐えられない。かといって私が若返る事も出来ない」
「…ならば、私の息子としてくれないか」

あり得ない。

私はすぐに否定したが。
義息の嫌らしい醜い顔、彼に抱かれる自分が瞬時に想像出来てしまい、嫌悪した。

少なからず、日々、義息から向けられる視線に性的なモノを感じていた。
彼なりに、私と距離を縮めたいのだろう、日々何かとお茶を入れてくれたり尽くしてくれるのだが。
彼の瞳の奥にある、雌を品定めする様な雄の冷たく鋭い視線。
なんとなく恐ろしく、あまり近寄らない様にしていた。

なのに…。

その後も夫に懇願されたからか。

力で押さえつけられ、義息に組み敷かれた時。
欲望に、肉欲に負けてしまった。
雄々しく起立し熱く、悪臭を放つ禍々しい肉棒。
私は雌として義息に屈服した。


今では一日中。
彼がしたい時に、メッセージを送って私を自室に呼びつける。
まるでオナホ以下、雑に、ティッシュ感覚で私に精を吐き出す。
そんな雑な扱いにすら、私は密かに興奮してしまっていた。


「ただいまー」

「……。…あ…おかえり…」
実息が帰宅したのに、鈍く反応してしまう。
つい数分前まで義息の肉棒を咥えていた、その感覚が生々しく残っている。
背徳感で更に身体が火照ってしまう。

「? どうしたの、ママ。熱でもあるみたいだよ、顔真っ赤」

「あ…えぇ…。ちょっと熱っぽい…カナ…」

「もう…。寝た方がいいよ、ほら」
「…ァン…」
ぐいっと、強引に実息が腕を引っ張り、寝室へと連れて行こうとする。

ピロリロ!

スマホが鳴る。

呼び出しだ。

「大丈夫!…夕ご飯の下ごしらえしたら少し横になるから」
実息の手を振りほどいた。

「え…でも」

「それより、宿題。あるんでしょ?」

「う、うん…」

「ほら、ママは大丈夫だから。勉強しなさい」

「…はい」

実息が部屋に向かったのを見て、踵を返し義息の元へと急いだ。


「…遅い」

「ごめんなさい」

「ちょっとさ、このゲームやってたらチンポがイライラしたからさ」

そう言って見せるPC画面には、二次元の熟女キャラが高圧的にプレイヤーを罵っていた。
私に跪かせ、肉棒を咥えさせる。

「あー…マジ、コイツ分からしてやりてぇ…」

PC画面を時折見ながら私を見下し、雑に頭を上下させ喉の奥に肉棒を挿入する。

「ゴ…ゴフッ」

息苦しさを覚えながらもドロッと膣から愛液が滲み出るのがわかる。

「ったく…。このライターダメだわ。もっとコイツをメチャクチャにしねーと。ヌルいんだよ、やる事が!」

グッ!グッ!と喉壁に亀頭を擦り付けるように、強く私の頭を動かす。
グラグラと頭を揺さぶられ、徐々に苦しさを感じなく、朦朧としてきた。

「…!」

「…?…ゴフッ…?」
突如、手を止める義息。

「おい…見られてるぞ」

小声で呟く義息。

邪魔をされた感覚になって、咥えながら不機嫌にドアの見る。

(イラスト)

ドアの隙間から、誰かが覗いている様だ。

…夫…?
…この時間に…?
…ていうか、今何時だっけ…?

「おら、見せつけてやろうぜ」

…まぁいっか…。

(イラスト2)

私は再び彼の肉棒に意識を集中させ、肉欲を満たす事に専念した。

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