古いベンチ
by オリよん
女性用の杭止め式簡易ベンチは、その省スペース性と設備、施工費用の低さから公共の場に数多く施設されてきた。
このベンチには背もたれがなく、その名の通り杭で体を止めて座姿勢を維持する必要がある。体を止める方法は公式には明言されていないが、杭を膣に挿入して固定するのが一般的に用いられる手段である。
近年、公共設備の老朽化が進んでおりこのタイプのベンチも施設されてから時間が経ったものが多い。
老朽化が進んだベンチの問題点として、強度の低下のほかに杭部への侵蟲が挙げられる。
膣内への挿入が意図される都合上、杭部には撥水、耐腐食コーティングが施されている。しかしながら長い間使用されるうちにコーティングが削れてしまい、利用者の膣内に挿入されている間に膣液がしみ込んでいくことになる。
この状態の杭は蟲の繁殖に極めて適した環境であるため、外部からの飛来または利用者の膣内に寄生する蟲の移動により侵蟲、繁殖が生じる。
侵蟲の生じた杭は蟲のコロニーとなっており、これを利用することはほぼ確実に蟲の寄生を招く。
利用者間での寄生虫の拡散、屋外設置物を膣内へ挿入する衛生上の問題からこのタイプのベンチの設置を見直す方針も上がっているが、その”座り心地”の良さから存続を希望する声は大きい。
中でも侵蟲状態にあるベンチが好まれて用いられているため、設備の更新も遅々として進んでいない。
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