爽やか野球少女
by たじゅせ
元気で明るくて先輩たちをピュアに慕い、犬のように可愛くて性の気配などまったく感じさせず、みんなが妹のように可愛がっている部内紅一点健気ボーイッシュメガネ後輩
通う学校に女子の野球部やソフトボール部が無くて、ダメ元で男子野球部に入部させてほしいと頼み込んだら入部できた。
男子たちはこの女子が誰かのものになってしまうのがイヤで部員内で不可侵条約を取り付けるも、野球部監督には関係なかったという――
↓設定ストーリー↓
ある日、他の部員はもう帰ったというのに女子部員だけ部室に1人残っていた。
顧問が「こんな時間まで何をしているんだ」と聞いたら、
「監督に…どうしても伝えたくて…待ってたんです」とモジモジしている。
「女子なのに男子野球部に入りたいなんて言って…最初は断られたり、
マネージャーにされたりするんじゃないかって思ってたんです。そうだったら入部は諦めようって…
でも、監督は私の入部を認めてくれて。ちゃんと他の男子と別け隔てなく練習メニューも組んでくれて、
わざわざ私だけのために女子のユニフォームも発注してくれて。
更衣室も女子バスケ部の人に使わせてくれるよう頼んでくれたって聞きました。
本当に嬉しくて、その…ありがとうございます、ってことを…ずっと言いたかったんです」
照れくさそうに伝えてくる女子生徒を見て、顧問は返す。
「教育者として、そして同じスポーツを志す者として普通のことをしているまでだよ。何も気にせず野球に打ち込みなさい」
その言葉にまた女子は顧問への好感度を上げる。他には誰もいない野球部部室に2人きり。
「今日はもう遅い、親御さんに連絡して迎えに来てもらったほうがいい」
そう言って部室から出ていこうとする顧問の服の端を掴んで引き止める。
目と目が合う。女子の目はかすかに潤み、愛おしげに顧問を見上げている。
なぜそうなったか――「そういう雰囲気になったから」としか言いようがない。
2人はその場で互いを求め合い、受け入れた。生徒と関係を持つのは、教育者として普通のことではなかった。これ以来2人は放課後の誰もいない部室、顧問の車内などで人目を忍んで交わるようになる。
顧問(監督)は、部員から鬼と恐れられる厳しく真面目な既婚おじさんで、でもただ怖いだけじゃなくてちゃんと生徒のことを考える教育者として厳しい男。だった。
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